げんさんのすっきりスキー

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スキー技術

回旋を使わない角付けの切り替え


 前回の記事内容を真に受けられると困るので少し補足しておきます。


 画像では明らかに内足を内旋しているように見えるので、内旋していると言っても間違い無いように思います。

 でもこれは実際のところ回旋動作を使わずに、内足を内転させている、つまり股関節の内転外転を使った切り替えを優先している結果ではないか?と私は考えています。

 
 カービングスキーになってから回旋動作よりも外転、内転動作を使うようになっているので、角付けにおいても回旋を使うのか使わないのか調整しながら滑ったほうが良いと思います。

 この辺りの事も考えながら練習して行って欲しですね。


 ちなみに昨日、今日と軽井沢です。

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やっぱり外向傾は大切かも

 昨日もスノーヴァで練習して来ました。

 今年は2週間に1回のペースで良いかと思って通っています。


 間隔が空いたので最初の1時間は基本ポジションの確認から角付け、回旋、荷重動作の確認。

 次の1時間は例の7つの動作を練習して、最後はカービングで外スキーを撓ますメニューをして、正味2時間半くらいで上がりました。

 シーズンに入ってからも、午前中は基本練習午後は滑り込みトレーニングみたいな感じで、1人で淡々とこなして行くだけのことです。

 やるべき事が解っているのでレッスンを受ける必要も感じない訳です。


 でも周りを見渡すと伸び悩んでいたり壁にぶち当たって、どうしたら良いのか迷っている人が多いように感じます。

 そこでレッスンを受ける選択をするのですが、今の自分にピッタリハマるレッスンがなかなか見つからなくて更に悩む事になったりします。難しいですよね。


 昨日のスノーヴァでは、ゼロワンレーシングのしんのすけコーチが来てレッスンをしていました。

 最初の30分くらいしか見れませんでしたが、ユーチューブ動画で紹介されている外足カービングプルークで外向傾を作るメニューをやっていました。

 外向傾が何故それほど大事なのか、についての説明動画を昨日揚げていらっしゃるので、リンクを貼って置きます。


 

 この中で言っている、下の三角形と上の三角形の例えは素晴らしいですね。

 基本練習と応用の滑り込みを混同してしまうから、訳が分からなくなってしまうのじゃないかと思います。


 前回ちょっと触れたヒップロックも、そのままでは内倒内傾になってしまうので、外傾になるように考えてトレーニングする必要があります。

 何れにしても正解を1つ選ぶ思考では無く、自分で考え確かめる事が大事ですね。


 斎藤知事の件も、マスコミ報道も可怪しいし急に擁護しだした発信者達も可怪しい。

 結局真実はわからないのに何方かに加担するのは良くないですね。

 この件で1番詳しく説明されているのは巫女ねこチャンネルさんかな?と思うので貼って置きます。


 動画の中で売国政治家についての解説が有るので、本当かどうかはさておきとても解りやすいです。

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正しい切り替えの練習法



 前回紹介した⁽鼻血ドバドバ~⁾さんの動画から、私はクロスアンダーの切り替えが重要な鍵になると読み取りました。

 そこで今回は私が取り入れている実際の練習方法を一部紹介します。

 文章で説明しても伝わらないので動画を作りました。 

   

 この切り替えの練習メニューは簡単そうに見えて実際は難しいところがあって、過去に1級レベルの受講者さんでできた人はほとんど居ませんでした。

 テクニカルレベルになるとそれらしい動きになってきますがまだまだなのが現実です。

 本来はスピードとスキーの反発力を使って切り替えた結果がアンダークロスになるわけですが、導入には低速で動きを確認するのがシニアスキーヤーには習得しやすいと思います。

 動画内でも言っていますが大事なのは、
 ①前のターンの仕上げをしっかり行いスキーを身体の下へ戻すこと。
 ②角付けを外し斜面にフラットに立つこと。
 ③次の角付けを作り始めながら次のターンに入ること。
 この3点です。

 

 今回は横方向の動きにだけ注目していますが、実際は前後の動きも必要になるので、もっと複雑と言うか難しい動きになります。

 あまり難しく考えても仕方がないので、切り替えの動きを繰り返し練習して感覚を掴んでいってほしいと思います。




  

テクニカルとクラウンの差

 

 数回にわたってテクニカルを目指すシニアへのアドバイスを書いて来ました。

 実はそれらの記事は前置きで、本当に書きたかったのはここから先なのです。


 テクニカルに合格したら次はクラウン受験資格を得た事になります。(私がまだ1級だった頃、クラウン受験者は憧れでした)

 テクニカルからクラウンを目指すには、どのような練習をして行けば良いのでしょうか?
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 ところがテクニカルとクラウンの差はいったいどのようなモノなのか、明確に説明しているのを今まで見たことがありませんでした。
 解説している人も少ないです。


 その難しいところをズバッと解説してくれている人が居ます。
 例の(鼻血ドバドバ〜)さんの動画です。



 


 1つ目の動画では、オーバークロスとアンダークロスの違い。

 2つ目の動画では、切り替えのタイミングが安定していて落差と幅が一定のターンができるかどうか、を解説していると思われます。


 この[アンダークロス]ができるかどうかがクラウンとテクニカルの境い目になっているというのはとても興味深く、的を得た解説だと私は思います。


 ではこの(アンダークロス)の技術を身に付けるにはどのような練習をすると良いのでしょうか?


 私なりに考えて取り入れている練習メニューが有るので、紹介して参考にしていただけたらと思います。


 ですが、その練習方法を教えても簡単にはできないし、できるようにならないと練習が正しいかどうか分からないんですよね。

 今までの自分には無い新しい動きを身に付けるというのは、言葉や頭で理解しているつもりでも、実際にできるようにならないとその感覚がわからず理解できないのです。

 これは本当に困った事なんですが、何故か分からない人がケチを付けてジャマをしたがります。

 そんな練習しても無駄だとか、そんなの可怪しいでしょう、とか言ってくる人が居まるのです。
 余計なお世話なんだけど、なかなか結果が出ないと影響されて疑ってしまうんですね。

 せっかく新しい感覚を掴もうとしているのに、ジャマをされて途中で止めてしまうので元の滑りに戻ってしまう訳です。


 このような場合、周りの人にアレコレ言われても、振り切って練習できるかどうかが上達の鍵になります。

 ですから何度受けても結果が出ない場合は、周りの環境を変える必要が有るかもしれません。

 そしてシニアスキーヤーにとっては、有名デモに習うよりも50歳過ぎてから上達した人から、どんな練習をして来たのか教えてもらったほうが為になると思います。(私です(笑))

 若者とシニアでは練習メニューが違うはずなんですよね。若者と同じレッスン受けてもシニアは上達できない事が多々有ります。

 私の場合はレッスン受講は最小限にして、自分で考えた練習メニューをひたすら練習して来ました。

 このアンダークロスを実現する為にどんな練習をすれば良いのか?次回は私が今も継続している練習メニューの一部を紹介したいと思います。










 


 

前傾を深くする理由

 
 プライズテストでは級別テストよりも高いスピードが求められます。

 前傾姿勢を深くすると空気抵抗が減り、前寄りに乗る事でハイスピードに対応できるようになります。

 さらにそれ以外にも利点が有ります。

 基礎スキーは見た目で判断するので見せ方も大事になります。

 そこでポイントとなるのが適度な外向傾姿勢、アンギュレーションです。

 実は同じ角度の外向傾を取っていても、上体の前傾を深くするとしっかり外に乗れているように見え、上体を起こして行くと内倒気味に見えてしまいます。

 この事を解りやすく説明している動画を紹介します。
 安比と網張でスクールをされている先生です。




 こういった事を教えてくれる人が身近に居れば良いのですが、大抵はいないので自分で考えなくてはならないのです。

 何度も言いますが、若い時は上手い人と滑っていれば自然に上達して行きます。

 ところが年寄りはただ滑っていても上達しません。

 良く考えて分析して練習してください。もちろん動画撮影が必須です。

 今はスマホでも動画が撮れますから、簡単に確認できる良い時代に成りました。


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 テクニカルに挑戦しているシニアは、ぜひ深い前傾姿勢を保つ練習を取り入れてください。

 おそらく練習しているうちに、今まで気づかなかった新たな発見が出てくると思いますよ。




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