今日は日曜日なのに悪天候で春スキー営業中止のところが多くて残念です。
私も焼額山でノルディカの試乗会に行こうと思っていましたがやはり悪天候で中止でしたね。営業はしていたのですが。
試乗会は追加開催が26.27に熊の湯で、ドリームゲート主催で予定されています。 この時期の追加開催は有り難いですね。
さて、春スキーはコブの練習に適した時期と言うか、ゲレンデがコブだらけになってしまう時期です。
で、コブの練習と言うと、いわゆるズルドン滑りをやっている人がとても多いですね。
スクールでもズルドン主体のレッスンが行なわれていますし、個人でもズルドン滑りをしている人がたくさんいます。
私はズルドンよりも立体的な運動の練習を優先する考えなので、ズルドンの練習と言うのはまったくやりません。
ただ、思うように滑れない時にズルドンになってしまう事はよく有ります。
つまり失敗するとズルドンが出てしまうので、敢えて練習する必要がないと思っているのです。
でも、多くの人はこの動画のように、ズルドンを有効利用する考えが一般的だと思います。
https://youtu.be/A2Vhqal8hkk?si=8gpaEm9ZuEFOXmTc
演技が素晴らしいのでとてもわかり易いですね。
ただ、とても重要な問題が有ります。
実はコブをまともに滑れない人がズルドンをすると、ここで演技している間違ったズルドンになります。
肩が回ってしまい身体が山側に逃げてしまうズルドンです。
正しいズルドンが出来る人は既にコブをある程度滑れる人で、コブを滑れない人がどんなに頑張っても正しいズルドンはできないと言う現実があるんですね。
これを解決するためにどんな練習をするべきかが重要なのであつて、ひたすらコブでズルドン滑りをやっていても無駄になってしまうのです。
私が思うにこの動画は既にコブを普通に滑れる1級以上のスキーヤーが、ズルドンを使ってコブを洗練させて行く内容になっています。
まだコブを上手く滑れない2級レベルのスキーヤーがやると、間違ったズルドン滑りになってしまうので充分気を付けてください。
私のレッスン経験からしてもこれをいくら指摘しても治らないので、他の練習メニューが必要になります。
コブの上達で悩んでいる方は、良く考えて必要な練習をしてください。 そうしないと無駄な練習を繰り返し、上達しなくなってしまいます。