げんさんのすっきりスキー

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2024年07月

暑いですね



 2週間ぶりくらいですかね、記事をかくのは。

 プライズテストについての話が一段落ついたので、ちょっと気が抜けましたかね。

 ブログの訪問者数はイマイチですが、動画の再生数が2500-超えたので、作って良かったと思っています。


 連日40度近い真夏日でさすがにスキーの話題でも無い感じです。

 それでもスノーヴァにこのオフは5回行きましたし、昨日も今日も散歩で歩き回っています。汗びっしょり。

 昨日は所さんの世田谷ベースを通って成城〜喜多見〜狛江まで。今日は井の頭公園通って楳図亭の裏から吉祥寺まで、歩いて来ました。

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 特に目的も無くただ歩いているだけなんだけどね。

 まぁオリンピックも深夜なので、再放送見る感じだもんねぇ。あんまり盛り上がらないよね。

正しい切り替えの練習法



 前回紹介した⁽鼻血ドバドバ~⁾さんの動画から、私はクロスアンダーの切り替えが重要な鍵になると読み取りました。

 そこで今回は私が取り入れている実際の練習方法を一部紹介します。

 文章で説明しても伝わらないので動画を作りました。 

   

 この切り替えの練習メニューは簡単そうに見えて実際は難しいところがあって、過去に1級レベルの受講者さんでできた人はほとんど居ませんでした。

 テクニカルレベルになるとそれらしい動きになってきますがまだまだなのが現実です。

 本来はスピードとスキーの反発力を使って切り替えた結果がアンダークロスになるわけですが、導入には低速で動きを確認するのがシニアスキーヤーには習得しやすいと思います。

 動画内でも言っていますが大事なのは、
 ①前のターンの仕上げをしっかり行いスキーを身体の下へ戻すこと。
 ②角付けを外し斜面にフラットに立つこと。
 ③次の角付けを作り始めながら次のターンに入ること。
 この3点です。

 

 今回は横方向の動きにだけ注目していますが、実際は前後の動きも必要になるので、もっと複雑と言うか難しい動きになります。

 あまり難しく考えても仕方がないので、切り替えの動きを繰り返し練習して感覚を掴んでいってほしいと思います。




  

テクニカルとクラウンの差

 

 数回にわたってテクニカルを目指すシニアへのアドバイスを書いて来ました。

 実はそれらの記事は前置きで、本当に書きたかったのはここから先なのです。


 テクニカルに合格したら次はクラウン受験資格を得た事になります。(私がまだ1級だった頃、クラウン受験者は憧れでした)

 テクニカルからクラウンを目指すには、どのような練習をして行けば良いのでしょうか?
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 ところがテクニカルとクラウンの差はいったいどのようなモノなのか、明確に説明しているのを今まで見たことがありませんでした。
 解説している人も少ないです。


 その難しいところをズバッと解説してくれている人が居ます。
 例の(鼻血ドバドバ〜)さんの動画です。



 


 1つ目の動画では、オーバークロスとアンダークロスの違い。

 2つ目の動画では、切り替えのタイミングが安定していて落差と幅が一定のターンができるかどうか、を解説していると思われます。


 この[アンダークロス]ができるかどうかがクラウンとテクニカルの境い目になっているというのはとても興味深く、的を得た解説だと私は思います。


 ではこの(アンダークロス)の技術を身に付けるにはどのような練習をすると良いのでしょうか?


 私なりに考えて取り入れている練習メニューが有るので、紹介して参考にしていただけたらと思います。


 ですが、その練習方法を教えても簡単にはできないし、できるようにならないと練習が正しいかどうか分からないんですよね。

 今までの自分には無い新しい動きを身に付けるというのは、言葉や頭で理解しているつもりでも、実際にできるようにならないとその感覚がわからず理解できないのです。

 これは本当に困った事なんですが、何故か分からない人がケチを付けてジャマをしたがります。

 そんな練習しても無駄だとか、そんなの可怪しいでしょう、とか言ってくる人が居まるのです。
 余計なお世話なんだけど、なかなか結果が出ないと影響されて疑ってしまうんですね。

 せっかく新しい感覚を掴もうとしているのに、ジャマをされて途中で止めてしまうので元の滑りに戻ってしまう訳です。


 このような場合、周りの人にアレコレ言われても、振り切って練習できるかどうかが上達の鍵になります。

 ですから何度受けても結果が出ない場合は、周りの環境を変える必要が有るかもしれません。

 そしてシニアスキーヤーにとっては、有名デモに習うよりも50歳過ぎてから上達した人から、どんな練習をして来たのか教えてもらったほうが為になると思います。(私です(笑))

 若者とシニアでは練習メニューが違うはずなんですよね。若者と同じレッスン受けてもシニアは上達できない事が多々有ります。

 私の場合はレッスン受講は最小限にして、自分で考えた練習メニューをひたすら練習して来ました。

 このアンダークロスを実現する為にどんな練習をすれば良いのか?次回は私が今も継続している練習メニューの一部を紹介したいと思います。










 


 

前傾を深くする理由

 
 プライズテストでは級別テストよりも高いスピードが求められます。

 前傾姿勢を深くすると空気抵抗が減り、前寄りに乗る事でハイスピードに対応できるようになります。

 さらにそれ以外にも利点が有ります。

 基礎スキーは見た目で判断するので見せ方も大事になります。

 そこでポイントとなるのが適度な外向傾姿勢、アンギュレーションです。

 実は同じ角度の外向傾を取っていても、上体の前傾を深くするとしっかり外に乗れているように見え、上体を起こして行くと内倒気味に見えてしまいます。

 この事を解りやすく説明している動画を紹介します。
 安比と網張でスクールをされている先生です。




 こういった事を教えてくれる人が身近に居れば良いのですが、大抵はいないので自分で考えなくてはならないのです。

 何度も言いますが、若い時は上手い人と滑っていれば自然に上達して行きます。

 ところが年寄りはただ滑っていても上達しません。

 良く考えて分析して練習してください。もちろん動画撮影が必須です。

 今はスマホでも動画が撮れますから、簡単に確認できる良い時代に成りました。


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 テクニカルに挑戦しているシニアは、ぜひ深い前傾姿勢を保つ練習を取り入れてください。

 おそらく練習しているうちに、今まで気づかなかった新たな発見が出てくると思いますよ。




テクニカル合格に必要な要素

 

 昨日の記事に、テクニカルには明確な答えが無い、と書きました。

 ですが、私が個人的に考えている明確な差が一つ有ります。
 あくまで個人の考えですが・・・。


 私がテクニカルに挑戦して苦労していた頃、合格するのはほとんどが若いスキーヤーでした。

 競技経験者や地元の若者が、どんどん先に合格して行ってしまうのです。

 大人になってから本格的にスキーに取り組むようになった一般のシニアスキーヤーは、何度受けても合格できないのが現実なのです。

 合格する彼ら若者と不合格の我らシニアは何が違うかと言うと、スタートポジションと滑走ポジションが大きく違います。

 スタートの時点で違いが有るので、だいたいそこで合否がわかってしまいます。

 テクニカルは積極的なスピードが求められるので、スタートでは加速するポジションが必要です。

 スケーティングできるポジションですね。

 たとえ30度の急斜面でも、真下に向かってスケーティングできるポジションを取らないと積極的な滑りとは言えません。

 本来は思いきり前傾姿勢を取らないと対応できないはずですが、シニアスキーヤーはその前傾姿勢が取れないのです。

 そこで深い前傾姿勢を身に付ける練習をする訳ですが、講習中に深い前傾姿勢で滑ると上体を起こすように注意されるでしょう。

 前圧が強すぎるとか上体が被っていると指摘されます。

 確かに理想的にはもう少し上体を起こした中間ポジションの方が良いのですが、シニアスキーヤーはスピードに弱いので、思いきり前傾を掛けないと身体が遅れてしまうのです。

 そして、前寄りのポジションからターンが始まり、センターで強く荷重して仕上げは後ろ寄りになるので、切り替えでは後ろから前に重心移動するかスキーを手前に引く動作が必要になります。

 つまり前後動を考えないと上手くいかなくなるのです。
 切り替えで上に立ち上がってしまう人が多いのも、この辺の理解が足りないからだと思います。

 ただし、若者はそんな事を考えなくても自然とできるようになってしまいます。

 だから、前後動なんか考えなくて良いんだ、という指導者がけっこう居ます。

 はっきり言ってシニアスキーヤーは、自然に前後動ができるようにはなりません。
 
 前後動を身に付ける練習メニューを考えて、繰り返し練習する必要が有るのです。

 実際にどれくらい前傾を深く取るかは後で調整すれば良い訳で、まずは深い前傾姿勢を保って滑れるようにしておく必要が有ります。

 ですから競技スキーヤーがよくやるクローチングを組んで滑る練習などは、当然必須な練習メニューと言えます。
 こんな当たり前の練習をしないで受かる訳がありません。

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 だいぶ力説しましたが、もちろんどのように滑るかは皆さんの自由です。

 ただ、不合格の方の滑りを見ていると、もう少し前傾を深く保てれば合格できるのでは、と思われる方が少なからず居ます。

 本当にもったいないんですよね、ちょっと前傾を深くするだけで良いのに・・・。


 まぁこの辺の事を説明してもシニアスキーヤーに受け入れて貰うのは容易では無いですから、なかなかわかって貰えないもどかしいが有ります。
 シニアは身体だけでなく頭も柔軟性が足りなくなってくるのです。


 あくまで個人的な考えですが、競技スキーヤーにできてシニアスキーヤーに足りない物は、練習して損はないと思います。

 画像は世界基準のオーストリアのスキー教程のビデオからの切り出しです。
 日本のデモとだいぶ違いますね。

 
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