9日のレッスンはすでにお申し込みがありますが、明後日2日はまだ希望者がいません。アサマはいろいろと難しい面が有るのでしょうかね?
でもプライズを目指す方ならあの硬い斜面で練習することは、とてもためになると思うのですが・・・。たぶん2日は中止になりそうです(-_-;*)。
さて、今シーズンは軽井沢でもかぐらでも、最初からコブを滑る機会に恵まれました。そこでコブについて少し触れておきたいと思います。
コブと言うと、前傾姿勢が大事だと勘違いしている人が多いようです。
コブで体が遅れてコントロールできなくなるから、後傾していると思うのも無理有りませんが、多くの場合基本となる整地のポジションが後ろ過ぎる事が原因になっていると思います。
整地ではポジションが後ろでもなんとか滑れてしまうが、コブでは破綻してしまうと言うことです。本来整地のポジションはもっとずっと前なのです。
コブでは前傾姿勢が大事なのではなく、整地ほどの前傾は要らない、が正解です。
さらに、後ろと言うよりも身体が山側に残っている、つまり内倒しているために溝に入った瞬間、走るスキーに付いて行けないのです。
実はコブを滑る際のコツとして出来るだけ溝を通らないように滑る、と言うことを心掛けています。
大まかに3通りの滑り方がありますが、コブの腹を削るズル~ドンの滑りでは、溝に入ったとたんスキーが走るので注意しなければなりません。
大きく回しこむバンク滑りや縦のポーパスラインは、溝を横切るライン取りなのでスキーが走ることはあまり無く、慣れれば滑りやすいライン取りといえます。
コブのレッスンと言うと捻りと横滑りを使う練習が多いようですが、そんな練習ではバンクラインやポーパスラインを滑れるようにはなりません。
間違った概念で間違った練習をすることは時間の無駄でしか有りません。
SAJの今期のテーマも大事ですが、今の自分に必要なテーマは何か?本来どう動くことが理想なのか?と言った事を考えて練習して行かないと、なかなか道が開けて行かないと思います。