スキーヤーにとって夏はオフトレの季節です。
動画サイトにも色々なトレーニング法やアドバイスが載っていますが、その多くに共通する問題点があります。
それは、スキーブーツを履くと足首の動きが制限される事を考慮していない、またその結果スキーが前後にスライドして、実際には左右の足に前後差が出る事も考えずにシミュレーションしている点です。
ドルフィンターンの処でも触れましたが、スキースポーツの特異性を考えずにトレーニングしても、効果が低いばかりかマイナスになる可能性があります。
スキー靴をはくとどうなるのか? スキー板を履くとどうなるのか? そこを良く考えて動くようにしてください。
出来ればブーツを履いて動いてみましょう。人工ゲレンデに行ければなお良いでしょう。その点からも夏はスノーバで滑る事をお勧めしているのです。
先シーズンを振り返って課題を考えた時に、畳の上で動いて見ても良く分からないですよね。その動きを確認するには実際に雪の斜面で動いてみるしかないのです。
そうすると、頭内のイメージと畳の上の動きと雪上の動き、この3つをリンクさせることが出来ます。
さらに動画を撮ることで、イメージと実際の滑りの差を埋めていく。この繰り返しが上達への近道です。
と言うことで、オフトレする時に少し考えてもらいたい事を動画にまとめてみました。動画編集ってかなりめんどくさいのですが、誰も説明していないようなので載せておきます。