バリトレの話をしていて気になったのですが、皆さんあまりバリトレをやらないのかな?どうもそんな気がしてしまいますが・・・。
バリトレの種類は無数にあるので、いちいち紹介していたらきりがないのですが、一般的なのはストックで上半身の動きを規制するものや、逆にノーストックで滑るもの。
足の動きに注目すれば、外足だけで滑ったり、内足だけで滑ったり、ジャンプターンや小人ターンなど。さらにはステップを踏みながらとか、擦り足をしながらターンするとか。
姿勢に注目すれば、突っ立ったままの棒立ちターンや、逆に思いきりしゃがんでターンするとか、ワイドスタンスから閉脚まで試してみるなど、何でもいいから思い付いた事をやってみて、そこから感じ取れる事を学んで行けば良いわけです。
中にはパフォーマンスとして名前が付いたものも有ります。
クランマーターン、グリュニーゲンターン(スウェーデンターン)、ドルフィンターン、チャールストン、なんていうのはご存知の方も多いでしょう。どれも結構難しいので、別にできなくても問題ありませんが、そりゃあできたほうが良いに決まってます。
最近ではSG誌5月号に載っていた、中田デモと佐藤デモが紹介している(一本背負いで重心移動)と言うのと(スキーの方向を指さしチェック)と言うバリトレがなかなか斬新で、何度も練習してみました。
月刊誌を読んでいれば、毎月何かしらのバリトレが紹介されていますが、見るだけで満足してしまうのならもったいない、必ずやってみるべきです。
そのためにも年中滑れるプラスノーやスノーバへ通う価値が有ると思っています。
シーズン中も私はスキーに行ったら、最初の一時間は低速の基本練習をして、次の一時間はバリトレをします。普通に滑るのはそれからです。
午後からはバリトレを挟みながら滑り込んでいきます。やる事がいくらでも有るのでいつも時間が足りなくなるのです。
皆さんがどういったルーティンで滑っているのか分かりませんが、地味練とバリトレは毎回必ずやる事をお勧めします。ただ滑り込んでいるだけでは、なかなか上達は望めないでしょう。