・・・前編から続く。
2022年3月12日 しらかば2in1 主催:アルペン・スポーツデポ
テスター:174cm73キロ。64歳。8年前クラウン取得済み。
コース:中斜面のパラダイスコースと急斜面のラッツラッツコースを使用。1本につき3回滑走した。延べ12本(10本+自分の板+2回目)クワッドリフト40回ほど。
雪質:圧雪バーンにコロコロが少々。気温上昇と共に硬い下地と雪溜まりが混在。
比較:ロシニョール FIS SL 165 2018~19モデル
テスト機種:すべて165cm
①アトミック REDSTER S9i PRO 165 参考価格税込み 135300-(bin別売り)
②アトミック REDSTER S9i revoshock S 参考価格税込み 153890-
③サロモン S/RACE SL12+Ⅹ12TL 参考価格税込み 148500-
④フォルクル RACETIGER SL MASTER 参考価格税込み 148500-(bin別)
⑤フォルクル RACETIGER SL 参考価格税込み 156200-
⑥フィッシャー RC4WC SC PRO mo-plate 参考価格税込み 169000-
⑦フィッシャー RC4WC SC M-TRACK 参考価格税込み 149600-
⑧ヘッド WC E-RACE PRO(オールラウンド) 参考価格税込み 171600-
⑨ヘッド WC E-SL 参考価格税込み 165000-
⑩ブルーモリス S-POTION(type4,5)+wcpl/xcomp12参考価格税込み173800-
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⑥フィッシャー RC4WC SC PRO mo-plate 参考価格税込み 169000-
⑧ヘッド WC E-RACE PRO(オールラウンド) 参考価格税込み 171600-
R=13,5なので小回り用かと思っていたらオールラウンドモデルだった。
ヘッドのデモ用の板は全体的に、実際のRよりも大きなターンがし易い傾向が有ると思う。
けっこう扱いが難しく感じる板だ。
小回り用として比較できないのでリフト2回で返却した。
⑨ヘッド WC E-SL 参考価格税込み 165000-
こちらは小回り専用だがなぜか大回りも行けるのがヘッドの不思議なところ。
重く安定感があるがそのぶん扱いは難しく感じる。
安定のヘッドなので技術習得には良いかもしれない。
スウィートスポットが狭く、良い位置に乗り続けないと回ってくれないのだ。
(アトミック、サロモン、フォルクルは自動でターンできてしまう)
⑩ブルーモリス S-POTION(type4,5)+wcpl/xcomp12参考価格税込み173800-
フレックスが3種類あって一番人気の中間モデルなのだそう。
カラーをオーダーできてネームも入るとの事。
ピストンプレートとXCOMP付きで持ったら重くテールが硬いので不安だったが、滑ってみると意外と扱いやすい。
雪がべた付いてきたせいか、キレと走りが感じられない。
純国産は価格が高くなってしまうのが難点。
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あとがき:
今回はデモ小回り用のトップモデルとセカンドモデルを乗り比べてみました。
ロシやディナなどが無かったのが残念で、ノルディカ、エラン、オガサカは乗る時間が足りませんでした。
個人的にはアトミックの良さが際立ったように感じました。
厳しい社会情勢の中でも試乗会を開催して頂いたアルペン・スポーツデポの皆様、各メーカーの皆様に感謝します。ありがとうございました。