たまにはスキーの記事を書かなくてはいけないですね。
先日図書館から借りて来ました日本スキー教程。スキージャーナルから2014年に出版され山と渓谷社が2018年に再版したものです。
私がスキー教程をじっくり読んだのは30年前に志賀高原SSでイントラのバイトした時でした。当時と比べればとても分かりやすくまとまっている印象が有ります。
内容はオーソドックスな外スキーの舵取りを主役にプルークから基礎パラレルターンへ、さらにパラレルターンの応用へと導いて行くものです。
個人的には幾つも不満と疑問が有りますが、細かい事を言うときりがないので少しだけ書いて置きます。
先ず上下動や前後動についての詳しい説明が有りません。これについてはオーストリアスキー教程にもSIAスキーメソッドにも記述が無いので仕方無いと思っています。
横方向については静的内傾維持と動的内傾促進と言う解り難い表現を使っています。
カービングの項目で、(腰に前後差の有る上半身の前傾がくの字を生み出す) と有りますが腰の外向の事でしょうか?
オーストリアのアルペン滑走姿勢の事を言っていると思いますが、カービングターンでの腰の向きについては一考の余地が有ります。
斜面変化の項目でいきなり(プレジャンプ)が出て来ますが説明が足りません。
皆様もいろいろなご意見が有ると思いますがコメント欄には書かないでください。討論する気は有りませんのであしからず。
スキー教程も一度は読んで見て損は無いと思います。