ようやく冷えて来ましたね。
ライブカメラを見ると、かぐらのメインゲレンデが真っ白になっていました。
ややこしい話で申し訳ないのですが、スキーグラフィック12月号の記事を見て、最近ちょっと考えている事を書いておこうと思いました。
それは、従来から言われている基本的な外向傾姿勢では、外足を内旋させて内足は外旋させて滑走姿勢を作ります。
近年はカービングターンが主流になって、上体の向きはスキーの向きと正対が基本だ、と言われるようになって来ました。
つまり股関節は内旋も外旋もしない、正面を向いたままと言う事になります。
ところが春にユーチューブ動画を見ていたところ、あるスキーヤーが内足は内旋させる、と説明しているのを発見して、そういう動き方も有るなと思いました。
そして今回の栗山未来デモの技術特集を見て、これは正に内足を内旋させる動きではないか? という考えに至りました。

勝手に画像を使わせでもらい、申し訳ありません。スキーグラフィック12月号の31ページです。
1の外向傾姿勢では内股関節は外旋していますが、2のターン始動で内股関節は内旋しています。
さらにターン中盤、スキーがまわり込むのに合わせて上体もまわす事で内股関節の内旋が保たれています。
もちろんこれはカービングに特化した動きで一般的ではありません。
否定的なご意見も有るかも知れません。
しかしこれは今までの固定観念を変える大きな意味を持つと思います。
ちなみに12月号の表紙の柏木選手の画像も、しっかり内股関節が内旋していますね。

こちらは内股関節の内旋について説明している自己流スキーヤー福田さんの動画です。↓
https://youtube.com/watch?v=m4HB-wrmm34&si=JGgQp0kOFVLg7ED_
股関節の使い方についてはまた機会が有れば、詳しい解説動画を作りたいと思っています。
何十年もスキーをしているのに、未だに新しい発見が有りますね。