前回は新規感染者数において、2回接種者と一部の年代で3回接種者のほうが、未接種者よりも感染しやすくなっている厚労省のデータを紹介しました。
しかし、肝心なのは発症予防や重症化予防のほうだ、と言うご意見もあるでしょう。
そこで参考になるのが静岡県浜松市が公表しているデータです。
静岡県浜松市は、国内で唯一陽性者の接種状況と症状の関連データを公表しています。
ご覧のとおり、殆ど差が見られません。
3回打った人も4回打った人もバンバン感染して発症していますね。
発症予防効果も無く重症化予防効果も無いことが解かります。
ちょうど一年前に打ち始めた頃に有った有効性を示すデータが、時間が経つと共に効果が無いことを示すようになって来ています。
推進派にとって根拠となる有効性を示すデータが何処にもないのが現状です。
だからなのかホリエモンのように感情的になって、打たない人とは縁を切ると言うしかないのでしょうね。
(ところで浜松市もこのデータの公表は今後止めるそうです。推進している政府にとって都合が悪いですからね。残念です。)
令和4年1月1日~令和4年7月28日の陽性者のうち、ワクチン接種の状況や陽性判明時点の症状が確認できた50,142件について分析

直近1週間の感染者の状況(7月22日~7月28日)

本当は厚労省がこのようなデータを公表すべきだと思います。
テレビの専門家は事実の基づいた発言をしてもらわないと困りますね。
重症化予防効果を示すデータなんて有りませんよね。