2022年03月
今日は冷たい雨が降っていますね。
昨日は整地中心の動画を揚げたので、今日はコブの動画を載せておきます。
先シーズンまでホームにしていた白樺湖周辺はコブが殆どできないゲレンデばかりだったので、シーズン中にコブを滑ることが余り無く、コブはかぐらに移動する4月から滑る感じでした。
今シーズンホームにした小海リエックスにはモーグルの先生が居て、コブレーンを作って維持されているので、午後から少し利用させてもらっています。
おかげで少しは良い滑りができるようになってきたような気がします(気のせいかも)。
こちらの営業は後2週でその後はかぐらで滑ることになります。
ちょっと雪が緩んできてしまって残念ですが、最後まで楽しく滑れるとよいですね。
ニューモデル 試乗記を書いてから、たくさんの方に訪問頂きありがとうございます。
Another Skiさんの「スキー試乗レポートまとめ」に載ったからだと思われます。
初めましての方は今後もよろしくお願いしますね。
ただ、初老のスキーヤーが勝手なことを書いているだけですから、気に入らない事があってもテキトウにスルーしてやって下さい。
さて、先週末からめっきり春らしくなりまして、一気に雪解けが進んでおります。
朝から気温がプラスでお昼の山頂で10度近くまで上がってしまいました。
こうなるとゲレンデも緩みっぱなしで、強く踏むと潜ってしまうようなとても滑り難いザラメ雪です。
こんな時はスキーを身体の下に保ったまま縦に踏んで、浅いターンで滑ったほうが良いのでしょうが、無理を承知で深いターン弧を描こうとして失敗を連発していました。
コブは反対に深く掘れてしまうので、縦に行くのは大変で外を回したほうが楽に滑れます。
整地バーンがガタガタになって来たら、コブを滑るほうが良いかも知れませんね。
そんな感じの小海リエックスでした。
・・・前編から続く。
2022年3月12日 しらかば2in1 主催:アルペン・スポーツデポ
テスター:174cm73キロ。64歳。8年前クラウン取得済み。
コース:中斜面のパラダイスコースと急斜面のラッツラッツコースを使用。1本につき3回滑走した。延べ12本(10本+自分の板+2回目)クワッドリフト40回ほど。
雪質:圧雪バーンにコロコロが少々。気温上昇と共に硬い下地と雪溜まりが混在。
比較:ロシニョール FIS SL 165 2018~19モデル
テスト機種:すべて165cm
①アトミック REDSTER S9i PRO 165 参考価格税込み 135300-(bin別売り)
②アトミック REDSTER S9i revoshock S 参考価格税込み 153890-
③サロモン S/RACE SL12+Ⅹ12TL 参考価格税込み 148500-
④フォルクル RACETIGER SL MASTER 参考価格税込み 148500-(bin別)
⑤フォルクル RACETIGER SL 参考価格税込み 156200-
⑥フィッシャー RC4WC SC PRO mo-plate 参考価格税込み 169000-
⑦フィッシャー RC4WC SC M-TRACK 参考価格税込み 149600-
⑧ヘッド WC E-RACE PRO(オールラウンド) 参考価格税込み 171600-
⑨ヘッド WC E-SL 参考価格税込み 165000-
⑩ブルーモリス S-POTION(type4,5)+wcpl/xcomp12参考価格税込み173800-
ー=-=-=-=-=-
⑥フィッシャー RC4WC SC PRO mo-plate 参考価格税込み 169000-
⑧ヘッド WC E-RACE PRO(オールラウンド) 参考価格税込み 171600-
R=13,5なので小回り用かと思っていたらオールラウンドモデルだった。
ヘッドのデモ用の板は全体的に、実際のRよりも大きなターンがし易い傾向が有ると思う。
けっこう扱いが難しく感じる板だ。
小回り用として比較できないのでリフト2回で返却した。
⑨ヘッド WC E-SL 参考価格税込み 165000-
こちらは小回り専用だがなぜか大回りも行けるのがヘッドの不思議なところ。
重く安定感があるがそのぶん扱いは難しく感じる。
安定のヘッドなので技術習得には良いかもしれない。
スウィートスポットが狭く、良い位置に乗り続けないと回ってくれないのだ。
(アトミック、サロモン、フォルクルは自動でターンできてしまう)
⑩ブルーモリス S-POTION(type4,5)+wcpl/xcomp12参考価格税込み173800-
フレックスが3種類あって一番人気の中間モデルなのだそう。
カラーをオーダーできてネームも入るとの事。
ピストンプレートとXCOMP付きで持ったら重くテールが硬いので不安だったが、滑ってみると意外と扱いやすい。
雪がべた付いてきたせいか、キレと走りが感じられない。
純国産は価格が高くなってしまうのが難点。
ー=-=-=-=
あとがき:
今回はデモ小回り用のトップモデルとセカンドモデルを乗り比べてみました。
ロシやディナなどが無かったのが残念で、ノルディカ、エラン、オガサカは乗る時間が足りませんでした。
個人的にはアトミックの良さが際立ったように感じました。
厳しい社会情勢の中でも試乗会を開催して頂いたアルペン・スポーツデポの皆様、各メーカーの皆様に感謝します。ありがとうございました。
注意:あくまで個人の感想ですので参考程度にしてください。
2022年3月12日 しらかば2in1 主催:アルペン・スポーツデポ
テスター:174cm73キロ。64歳。8年前クラウン取得済み。
コース:中斜面のパラダイスコースと急斜面のラッツラッツコースを使用。1本につき3回滑走した。延べ12本(10本+自分の板+2回目)クワッドリフト40回ほど。
雪質:圧雪バーンにコロコロが少々。気温上昇と共に硬い下地と雪溜まりが混在。
比較:ロシニョール FIS SL 165 2018~19モデル
テスト機種:すべて165cm
①アトミック REDSTER S9i PRO 165 参考価格税込み 135300-(bin別売り)
②アトミック REDSTER S9i revoshock S 参考価格税込み 153890-
③サロモン S/RACE SL12+Ⅹ12TL 参考価格税込み 148500-
④フォルクル RACETIGER SL MASTER 参考価格税込み 148500-(bin別)
⑤フォルクル RACETIGER SL 参考価格税込み 156200-
⑥フィッシャー RC4WC SC PRO mo-plate 参考価格税込み 169000-
⑦フィッシャー RC4WC SC M-TRACK 参考価格税込み 149600-
⑧ヘッド WC E-RACE PRO(オールラウンド) 参考価格税込み 171600-
⑨ヘッド WC E-SL 参考価格税込み 165000-
⑩ブルーモリス S-POTION(type4,5)+wcpl/xcomp12参考価格税込み173800-
ー=-=-=-=-=-
①アトミック REDSTER S9i PRO 165 参考価格税込み135300-(bin別)
プレートとビンディングは継続、板は新しくなったとの事。
板自体がしっかりしていてグリップも良くスピードにも強い。
自分のロシSLよりも軽く感じられとても扱いやすい。
レボショック搭載モデルと比較のため2回借りてみたが、やはりこちらのほうが強さを感じ反応も速いようだ。
どちらもトップが入ってくるのでほぼ自動的にスキーが身体の下に戻ってきて、ターン仕上げが簡単で切り替えが早くなる。
ミスもカバーしてくれるちょっとずるい板だ。
テキトウに乗っていても綺麗に仕上がってくれるので、勘違いし易いかもしれない。
手持ちのⅩビンディングが有るので、板だけの購入で安く済むのが魅力的。
滑走面も赤と黒で格好良いなぁ。今回のベストはこれ!
②アトミック REDSTER S9i revoshock S 参考価格税込み 153890-
振動吸収版が付いたモデルだが板の構造自体が S9i PROとは違う。
ビンディングも専用が付属している。
こちらのほうがより扱いやすく対応幅が広くなっているため、1級からクラウンまで充分使える性能が有ると思う。トータルバランスがとても良くできている。
ただ、PROを履いてしまうとハイスピードやアイスバーンへの対応などで差を感じる。
アトミックはどちらも撓みを感じやすく、乗っていて楽しい。
セカンドモデルの中ではこれがベストだと思う。
③サロモン S/RACE SL12+Ⅹ12TL 参考価格税込み 148500-
デモのセカンドモデル。この上にPRO SLとPRIME SLが有るのだが借りれなかった。
エッジアンプリファイアーが変更され、ブレードと呼ばれるコの字型の切れ込みが入っている。
担当者の説明によると、(角付け主体の横方向の運動から撓みを使う運動へと、滑りの進化に対応したテクノロジー)との事。
アトミックのS9iと似て乗り易いしグリップも走りも良い。
短時間の試乗ではほぼ同じ印象で区別がつかない。
価格も5000-ほど安いので広くお勧めできると思う。
今回はサロモンが一番人気で、なかなか乗れなかった。
④フォルクル RACETIGER SL MASTER 参考価格税込み 148500-(bin別)
こちらは純競技用モデルでデモモデルのSLとは板そのものが違うそうだ。
ピストンプレートにⅩCOMP16が付いていたが、ビンディングは別売りだ。
この板も自分のロシSLよりも扱い易く、たわみが出しやすく感じる。
さすがに競技用だけあって限界が高く、自分のレベルではスピードに追い付かなくなるのはロシSLと同様、自分にはオーバースペックなのだと解かる板だ。
エッジグリップも充分なのだが、ちょっと独特な感じがあって乾いた乗り味がする。
この辺りが好みの分かれるところで、担当者によると(バーンの表面をサラサラと切っていく感じでグッと深く潜らせる感じではない)との事。
とても良い板なのだがエッジのチューニングが少し難しいような気がする。(敏感な感じ?)
⑤フォルクル RACETIGER SL 参考価格税込み 156200-
こちらがデモのトップモデル。レール式プレート搭載専用ビンディング。
自分のレベル的にはこちらで充分。キレも走りも有るのに扱い易さもある。
ただ、乾いた乗り味はMASTERと同じで独特のエッジング感がある。
この辺りは慣れが必要なのかもしれないが、小回りモデルなのでしっとり感は要らないのかも。
ー=-=-=-=
長くなるので前半は此処まで。後半へ続く・・・。
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