げんさんのすっきりスキー

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2018年05月

かぐらメインバーン上部は今週末までか!?

 あと十日あまりになりました。
かぐらもいよいよ雪が少なくなってしまいました。

 移動はすべてピスラボか歩きです。

 メインバーンも少し薄いところが有るので、来週はペアリフトまでの営業になりそうですね。

 スキーヤーズレフトにラインコブが有るのですが、スノーセメント撒いて有るのか硬くて板が走ります。
 ちょっと難しいですね。
 
 曇りですが少しモヤが掛かり視界も悪いです。
明日は雨予報なのでスキーはキャンセルかな?

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VOLKLのPV


 来月から各スキーショップの展示予約会が始まりますが、それに先立って今年もスキーフォーラムが開催されます。
 東京は26(土)、27(日)で、かぐらファイナルと重なってしまいますね。

 カスタムフェアには出品が無いジャパーナと他のメーカーを直接比較できる可能性がある反面、スキー板とブーツの出品が少ない傾向が有ります。

 各メーカーのPVも公開されている物がありますが、VOLKLのPVはこのブログで何度も紹介しているライリー・マクグラシャン氏が出演し、見事な滑りを見せてくれています。

 ここでもコブを浅いターンで滑っている場面では、股関節を伸ばしてへそを前に出す動きが見て取れます。
 コブを縦に滑るのはモーグルスキーヤーが得意ですが、使っている道具が違うと同じ動きにはなりません
 カービングスキーで縦に滑るにはどのように動けば良いのか、この部分はとても参考になると思います。
 

へそを前に出しトップを下げる


 コブのトレーニングでも整地と同じように、しっかり腿を立てて腰高の姿勢を保つことをテーマに挙げています。
 腰が低い姿勢だとコブを吸収できないし、なにより乗っている位置が後ろ寄りになってトップ側のコントロールが出来なくなってしまうからです。

 このように重要な「腿を立てる動き」ですが、実は整地斜面と不整地では膝と股関節の使い方に違いがあります。

 整地斜面では斜面に合わせて重心移動をしていくので、実際にはスキーに対して身体を前後左右上下に動かしていきます。
 コブでは1つのターンに斜度変化が有るので、身体をブロックして脚とスキーを立体的に動かします。
 つまり整地では重心移動を積極的に行うが、コブでは重心は安定させてスキーを積極的に動かしていく、と言う違いが有るのです。

 そのために実際に「腿を立てる動き」にも違いが出てきます。

 これが少しややこしい所なのですが、整地では膝を伸ばせば腿が立ち、股関節を伸ばすと重心が後ろになってしまうのですが、コブでは膝を伸ばすとスキートップが上がってしまうので後傾に成ってしまい、股関節を伸ばすとトップが下がるので重心が前に保てるのです。

 言葉では解り難いので画像をご覧ください。

 整地で深い前傾ポジションを取っている時に、膝を伸ばせば腿は立ち重心は前に移動します。
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 これに対しコブでは膝を伸ばせばスキートップが上がりテールが下がります。トップを押さえるには膝を曲げていなければならないのです。
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 でもこれでは腿が寝ている状態です。そこで股関節を伸ばす動作によって腿を立てることが重要になるのです。
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 この動きが所謂「へそを前に出してトップを下げる動き」なのです。

 実際のコブの滑りではとても解り辛い見え難い部分ですが、私自身も常に意識している重要なポイントです。
 何度も紹介している動画ですが、股関節の動きに注目して見直してください。




バンクターンと縦の滑り


 昨シーズンのコブトレーニングは、外を回すバンクターンを中心に行なっていました。

 今シーズンはまずズルドンで逆ひねりを確認してから、ストレッチングを利用したバンク滑りを行い、トップとテールを上下に動かす縦の滑りにも挑戦してもらっています。

 通常の基礎スキーレッスンでは、丁寧にコブを吸収動作しながら弧を描くターンを目指すのですが、吸収と伸展を丁寧に行うと大腿にかかる負担が大きくなり一日中コブを滑り続けることが不可能になります。
 そこで出来るだけ吸収動作を使わずコブを滑るバンクターンと、一瞬の吸収で伸張反射を使う縦の滑りを身に付けてもらい、滑りの幅を広げると共に疲れない滑りでコブの滑走量を増やしてもらいたい狙いがあるのです。

 カービングスキーでできるラインコブはバンク状になるので、外回りのバンクターンがしやすいのですが、逆に言うとそれ以外のコブをバンクターンで滑るのは難しい面があります。
 また、コブを縦に滑るのも緩中斜面の中くらいのコブなら楽ですが、細か過ぎたり大き過ぎたり斜度が急だと難しくなります。

 つまりどちらの滑り方にもそれぞれ適したコブが有るのですが、練習では本来適さないようなコブでも、バンクターンと縦の滑りを敢て行ってみます。
 この滑りの良いところは溝の掘れた底を通らないので、土が出ている所を避けて滑れる利点があります。
 実際どんな感じなのか、私の動画を参考にご覧ください。

 注意して欲しいのは、検定で高得点を目指す滑りでは無い事です。
 どんなコブも苦手意識無く滑り通すことが目標で、その結果コブの滑走量が増え上達する可能性が増えると言うわけです。

 ちなみに動画はコース外の土の上に三脚を立てて、カメラを回しっぱなしで撮っています。(この時期ならではですね)
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スキートレーニングもあと数回!?


 いよいよ雪が少なくなってきましたね。
 かぐらも最後まで持つかどうか怪しくなってきました。

 狭いコースに有名デモのキャンプやかぐらスクール学生チームレーサーたちが集まりトレーニングしていて、ボーダーたちも集団で降りてくる。土日は混雑が酷いので講習会は今回が最後ですね。
 来週からはフリーで滑ろうと思います。

 今回も常連のTさんとトレーニングでした。
山の手パンチや山のストックを横に構える、ズルドンのひねり強化、バンクライン、縦のラインをストレッチングで滑る。コブでジャンプ、小さく刻んでコブに関係なく自由に滑る。トップとテールの上げ下げ~ドルフィン。などたくさんやりました。
 先週のSさんもフリーで来ていたので、終わりのほうは数本ご一緒しました。今日もお2人で頑張ってトレーニングされているでしょう。

 Tさんは此のところブーツが当たって殆ど滑れなかった様子で、前回と課題は同じでした。ブーツはショップで調整して少し良くなったようでなによりですが、肩がまだ回り気味なのとどうしても踏み替え動作が出てしまいます。
 時々現れるプルーク姿勢は、普段の立ち姿勢から気をつけて直さないと難しいかもしれません。
 
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 それから、1級から上を目指すときの課題の1つとして、アウトエッジ感覚を取り上げていますが、アウトエッジが使えるようになると、小指側のブーツの当たりが気になって来ることが有ります。
 これから展示会シーズンですが、ブーツの試着はインエッジばかりでなくアウトエッジの乗りやすさもチェックして欲しいと思います。
  (苗場のドラゴンドラは営業中)
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 (みつまたファミリー・かぐらメイン上部)
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  (ハートの試乗会・午後のメインバーン)
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 Tさん、Sさん、ありがとうございました。
 6月からのスノーバシリーズでまた会いましょう。





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