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2016年09月

スノーバオフトレ・その16


 今回は自分の練習をしにスノーバ溝へ。
 平日は空いているのでガンガン滑れます!

 左右差についてはどうしようもない面も有るのですが、苦手な足は思うように動かないしバランスも悪い。
 それでも毎回意識してやっているので、以前よりは動くようになってきました。

 左足一本で滑ったり内足ターンをしたり。
 内足になった時に外足の時のバランスを大きく崩さないように滑る事が目的です。
外から見てほとんど違いが解らなくなれば完璧ですが、まだまだですね(^_^;)。

 狭いスノーバも考え方次第でいろんな練習ができます。意外と狭山で練習するほうが難しいので、練習メニューも悩むところです。

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スノーバレッスン・5


 金曜まで参加者が居なかった今回のレッスン。今回は中止かな?と半ば諦めかけていたところ、間際になって2名の申し込みが有って無事開催できました。

 朝から非常に混雑していて、常に順番待ちが発生する悪条件の中、来るシーズンの一級合格に向けて頑張っていただきました。
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 すでにお馴染みのHさんとスノーバは初めてのIさん。
 Iさんは数か月ぶりのスキーなのに狭く混んでいて雪も難しい中、新しい動きにトライするのは大変だったと思います。
 すでに何度も受講されているHさんは、かなり前後の動きが身に付いてきています。今後はスキー捌きの練習も並行して行く事で、悪雪にも負けない滑りにしていきましょう。


 10月からは狭山でも講習会を行なう予定ですので、足慣らしがてらでも参加を検討して見てください。


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足裏の荷重ポイント

 
 ここ数回の記事で、前後上下に動くことの重要性について書いています。
 
 この動作を身に付けるために低速で大きく動く練習をしていると、当然荷重点が前後に大きく変化します。
 ここで勘違いしないように注意してほしい点が有ります。
 それは足裏の荷重ポイントです。
 
 練習ではできる限り大きく動いていますが、実際の滑走中はそれほど大きく動く訳ではありません。また、スピードが上がると後ろから前へ動くのは切り替え前後の一瞬で、ターン中の殆どは前から後ろにゆっくり動いていきます。
 
 急斜面をハイスピードで滑っている時は加速と減速も大きくなりますが、そこでバランスを取るための前後動をしているので、足裏の荷重ポイントはそれほど動かないのです。
 ですから、低速で練習している時は荷重ポイントがつま先から踵まで大きく動きますが、実際に滑る時はできるだけ狭い範囲に荷重ポイントが集中するように、前後のバランスを調整して行かなくてはならないのです。
 
 つまり滑走中の足裏の荷重ポイントは、前後に移動するとしてもかなり狭い範囲で、人によってはピンポイントに固定している人もいるし、土踏まずの範囲内だったりします。
 
 専門用語を使ってしまうと、スポーツの殆どは静的バランスを崩して動的バランスを取る事で成り立っていて、崩せるバランスの量が大きいほどパフォーマンスが高くなります。スキーで言えばより深い内傾角を取れる人ほどパフォーマンスが高いと言えます。
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 低速緩斜面では静的バランスをあまり崩さずに平面的に滑れば良いのですが、急斜面をハイスピードで滑るには静的バランスを素早く大きく崩して動的バランスを取らなくてはならず、しかも立体的な動きが必要になるので非常に難しい。
 
 その急斜面ハイスピードの動きを低速緩斜面で練習しているので、静的バランスが崩れ動的にもバランスが取れていない状態になっている訳です。
 練習ではそこのところを良く理解して、勘違いしないようにしてください。
 
 
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トップとテールを上下に・・・実練習


 何時もならオフトレ日誌として書くスノーバトレーニングですが、今回は前回の記事の補足説明のための動画を撮ってきたので、連載記事になります。

 スキーのトップとテールを上下に操るために、重心移動スキー操作に分けた考えを説明したのですが、実際にどのような動きなのか?、どのようなスキー操作なのか?、またその練習方法はどのようにするのか?、といった事を説明するには動画が無いと伝わり難いと言う事で、私が行っている練習を載せてみました。

 一つの運動には運動の方向量(大きさ)速さタイミングといった要素が有り、最初は正しい方向を探りながら大きく動く事が大事です。
 動けるようになって来たらタイミングに気をつけて、量や速さを調整していけば良いのです。
 ですから練習ではなるべく大きく動いてみる事が第一歩になります。
 ①まずはその場で動いて見る。
 ②滑りながら動いて見る。
 ③動きを使ってターンする。
 ④普段の滑りにその動きを活かしていく。
と、このような段階を踏んでいきます。
 
 他にもいろいろなやり方が有りますが、参考にしてください。


 只今25日(日)のレッスン受講者募集中です!


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スキーのトップとテールを上下に操るには。



  コブ斜面や急斜面を滑る時は、一つのターンの中にも斜度変化が生じる事を理解していただけたでしょうか?
 そしてそこに対応するにはスキーのトップとテールを上下に操るコントロール能力が必要になってくるのです。
 
 滑走中のスキーのトップとテールを上下に操る方法は主に二つ有ります。
 一つはスキーに対して重心を前後に動かす方法。
 二つ目は重心に対してスキーを前後上下に動かす方法です。
 実際に滑る時は両方を同時に使いますが、整地大回りでは重心移動を多く使い、急斜面小回りやコブ小回りでは重心よりもスキーを大きく動かすようにします。
 
 練習ではまず、基本的な運動を覚える為に、スキーに対して大きく前後に動く運動をします。これは今までに何度も紹介している「前傾姿勢を保ったまま脚を伸ばしたり曲げたりする運動」になります。

 上体の前傾角度が変わらないように膝関節と股関節伸ばしていくと、重心は前の高い位置へ移動しスキートップを押さえる事ができます。
 同様に膝と股関節を曲げて行くと重心は後ろの低い位置に移動し、テールを押さえる事ができます。
 ここでは上下動と前後動が連動している事が解ります。さらに腰高の前傾姿勢を保つにはハムストリング~臀筋~広背筋といった背部の筋肉に大きな負荷が掛かる事が実感できるでしょう。
 
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 次に覚えたいのが「身体に対してスキーを前後上下に動かす操作」です。
トップを持ち上げる時はテールを押さえながら膝を抱え込むようにするのでスキーは前方へ移動し、テールを持ち上げる時はトップを押さえながら踵を引き上げるのでスキーは後方へ移動します。
 此処でも上下動と前後動は連動することが確認できるはずです。
 最初は片足ずつ動きを確認してください。自転車を逆にこぐ動きやサッカーボールをける動きに良く似た動作です。
 両足同時に行うのはかなり難しいのですが、斜行する中でトップとテールを交互に持ち上げる練習をします。
 できるようになったら、ワンターンの中でこの動きを行います。そうすると結果的にドルフィンターンのような動きになる、と言う事が解ります。
 
 実際にトップデモが急斜面小回りをしている動画を良く見ると、ドルフィンターンの動きをしている事が解ります。逆に言えばドルフィンの動きができないとデモのような急斜面小回りはできない、と言う事です。だから急斜面は難しいんですね!
 
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 余談ですが、ドルフィンターンのようにスキーで滑走中にジャンプする動作は、陸上でジャンプするのとは仕組みが違います。
 陸上でのジャンプは主にふくらはぎの筋力を使ってつま先で踏みけるのですが、スキーでのジャンプはふくらはぎが使えないので膝より上部の筋力だけを使って踵で踏みけります
 陸上で練習する時は、つま先を持ち上げた状態にして踵でジャンプするようにしますが、そうすると膝と股関節が伸びておへそが前に移動します。つまり上体を少し反らすようにして重心を前に運ぶ動作になるのですが、これは言わばスキートップを落としていく三つめの方法として考える事もできます。
 実際コブを縦に滑る時や飛ばされた時のリカバリーにはこの動きが有効になります。
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 以上をまとめると①上体の前傾角度を変えずに前後に動く②上体は動かさずにスキーを前後に動かす③スキーを動かしながら重心も前後に動かす(上体の前傾角度が大きく変わる)
 
 このように重心移動とスキー操作を組み合わせた運動によって、スキーのトップとテールを上下に動かす運動を身に付けていくと、ターンの中の斜度変化に対応できるようになって行き、その結果コブや急斜面も思い通りに滑れるようになって来るのです。
 
 上級者からさらにエキスパートを目指していくには、左右の動きや捻る動きなどの平面的な運動だけでなく、立体的な上下前後の運動を身に付けて行かなくてはならないという事がご理解いただけたでしょうか?
 今シーズンはぜひ前後上下の運動にトライしてもらいたいと思います。

 講習会も企画しています。実際に参加して試して見てください。

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