げんさんのすっきりスキー

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2015年09月

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あのスキーはどこへ・・・


  今週は図書館にはこれといったスキー本が見つからず、近くのブックオフへ行ってみると\200均一コーナーに変わった本があったので、買ってみました。

 あの「ニシザワスキー」の社長が書いた本です。
 しかし驚きましたね。長野市の善光寺門前に古くからある「西沢書店」。ここがあのニシザワスキーの母体だったとは、今まで全く知りませんでした。

 私が最初に履いた大人用のスキーがニシザワスキーでした。
 小6の時、急激に身長が伸びて170センチに達した私は、2メートルの合板の重たい板を買ってもらい、小6から中学3年まで履いていた記憶があります。(45年も前だ!)
 今では163㎝と174㎝を中心に使っていて、大回り専用でも188㎝ですから時代は大きく変わったわけですね(~_~;)

 ところで「ニシザワスキー」は、長野オリンピック前年の1997年に完全撤退しています。倒産ではなく計画的に廃業した、ということです。
 ヤマハ、ミズノ、カザマ・・・・たくさん有りましたねえ。
イメージ 1 イメージ 2
 
 さて、SG10月号の20ページに例の「腰高の姿勢」について、佐藤譲氏の解説が載っていました。
 技術選でもプライズテストでも腰が落ちたまま滑っている人が多いのは、「腰高の姿勢」が理解されていない、ということではないでしょうか?
 写真は今注目の武田竜選手です。上体の前傾も見てください。
イメージ 3 イメージ 4


スキーヤーの運動とスキーの操作



デモの滑りや自分の滑りを技術的な視点で見て行く時、私はその滑りを(スキーヤーの運動)と(スキーの操作)という二つの要素から見て行くようにしています。
スキーヤーの運動とは、重心位置を常に良い位置へ運ぶ動きができているかどうかです。
スキーの操作は文字通り、回旋や角付け、トップの上げ下げなどのスキーさばきが上手くできているかどうかです。
この二つの要素から滑りを見て行く事で、問題点を見つけ解決していく事、つまり上達する可能性を見出して行くことができるようになるのです。
 
練習するときのメニューもこの二つの要素に分けて、行なっていきます。
最初の練習メニューは、スキーに対して身体を大きく動かして行く練習になります。
斜面に合わせて運動の方向、量、速さ、タイミングを変えて、状況に合った運動ができるようにしていくことが目標です。
 
次にスキーさばきの練習メニューを行ないます。角付けのコントロール、捻りのコントロール、トップとテールを上下に操る練習など。重心位置を安定させて、スキーを自在に操ることができるようにすることが目的です。
 
実際の斜面を滑る時は、この二つの要素が組み合わされて滑りとなって表れて来ます。
例えばよく整備された中斜面では、スピードに乗ったカービングターンをしたいので、重心移動を優先させて余計なスキー操作はせず、スキーのカービング性能を引き出すことを考えて滑ります。
反対に、深いコブや荒れたバーン、超急斜面などの難しい条件では、カービング性能は求めずに、重心を安定させてスキーをより大きく動かして行く事を優先して滑ります。
 
逆に考えれば、「整地のカービングターンで今ひとつ切れが無い」と言う人は、重心移動に問題があるか余計なスキー操作をしている可能性がある、と言えます。
「整地は良いけれど不整地が苦手」と言う人は、スキー操作に問題があるか重心移動が大き過ぎる可能性がある、と言えます。

 イメージ 1イメージ 2
(フォルクルとヘッドのPVからお借りしました)
イメージ 3イメージ 4イメージ 5

とかく基礎スキーヤーは滑走フォームに気を取られる傾向にあるのですが、フォームはスキーヤーの運動とスキー操作の結果が表れているものです。ですから、滑りのベースとなる「スキーヤーの運動」と「スキーの操作」から、しっかり滑りを組み立てていくことがとても重要になってくるのです。
 
苦手な斜面がある、苦手な種目がある、苦手な雪質がある・・・などという方は、二つの運動要素に分けて考え、練習し、組み立てていく事で、さらなるレベルアップが期待できるでしょう。


今月もスキーです


 先月は「渡辺一樹が教える~スキーテクニック」を借りて来ましたが、今月は丸山貴雄の「スキーバッジテスト完全攻略」(2014)を借りて来ました。

イメージ 1 イメージ 2

 内容は、二級からクラウンプライズテストまでの、種目の解説と実演という構成になっています。
 SAJのバッジテストについて良くまとめられていますが、スキー技術のレベルアップを目的とした内容ではナイヨーで、ちょっと残念です(^_^;)。


 先週痛めた足の方はまだ痛みが引かず、テーピングをいろいろやってみて、患部があまり動かないようにしていますが、全体重が掛かってしまう処なので完治には時間がかかりそうです。
   イメージ 3 イメージ 4
 スノーバで滑っていても少し痛みが出て気になります。
 相変わらず基礎スキーは私一人だけですが、時折フリースタイルスキーヤーが飛んだりコスッたりしに来ていますね。

 私が50過ぎてクラウンに到達できたのは、スノーバでオフも滑っているおかげなのですが、もっと効果的な練習法は無いかいつも考えます。
 週にたったの二時間だけではそれほど変わる筈もないのですが、かといって効果は大きいようにも感じています。
 シーズン中はこんなに集中する二時間が無いからでしょうか?
 
 あと二カ月でシーズンが始まります。それまでにもう少し身に付けておきたい動きがあります(^^ゞ。
         (スノーバの動画)
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