げんさんのすっきりスキー

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2014年10月

技術を使い分ける

 

  私は常々できるだけ色々な練習をして、技術の幅を広げる事を実践し、皆さんにもお勧めしています。
  そうすれば実際の雪質や斜面状況、目的などによって滑り方を変えることができるようになるからです。
 
 レジャースキーや一級程度までならば、一つの得意な滑りだけを追求していけば充分かもしれませんが、エキスパートを目指したりプライズテストを受けるなら、技術の使い分けをできるように意識して練習するべきだと思います。
 
 一級レベルの方のブログや書き込みを読んでいると、この点の理解が乏しいように感じます。
 「いちいち使い分けているはずが無い」とか「そんな事を考えている余裕は無いはずだ」などと言っている人が結構います。
 こういう人は技術を使い分ける意識がほとんど無いのでしょう。
 
 でも、コブの小回りと整地小回りを全く同じ技術で滑る人はいないはずです。おそらく無意識のうちに技術を使い分けているか、少しだけ意識を変えて滑っているのでしょう。
 そこをもっと積極的に技術を使い分けて行ければコブも上達するのですが、技術を使い分ける意識が少ないので、コブの滑りもいま一つ上手くいかないのです。
 
 この事は急斜面が苦手だ、とかスピードが出ると上手くいかない、と言った場合にも共通しています。
 これらも単に難しい状況だから上手くいかないのではなくて、急斜面では急斜面に合った身体の使い方、スキーさばきが有り、ハイスピードで滑る時に適したポジション、動き方が有る事を理解できていないのです。 

 SG11月号の山田デモの特集「変幻自在ショートターン」でも、シチュエーションに合わせて滑りを変えて行く事を、テーマに取り上げています。
 
イメージ 1

  https://www.youtube.com/watch?v=RAngrgCfj08

 一級レベルまでは、ベースとなる基本技術をしっかり築き上げることが重要ですが、プライズレベルになると、その時の条件状況に合った滑りをすることが求められます。そこでは技術を使い分ける意識が無いと、なかなか上手く対応する事が出来なくなるのです。
 この事を理解して練習をしないと、何時まで経っても技術の使い分けが身につきません。
 
 カービング主体で滑るのか、スキッディング主体にするのか?
 重心移動を優先させるのか、スキーを動かすほうを優先させるのか?
 ターン弧の深さはどうするのか、落差はどうするのか?
 姿勢やポジション、上下動、上体の向き、肩の傾き、手の位置・・・etc
 
 その斜面の雪質や荒れ方、斜面変化、スピード等を総合的に判断しながら、どういう滑り方が良いのか探りながら滑って行きます
 私の場合は同じ斜面を何本も繰り返し滑る中で、少しずつ滑りを変えて行く手法を取っています。反対にいろいろなコースを滑る中で、技術を変えて行くような方法も良いでしょう。
 このレベルになるとワンパターンな滑りばかりしていたのでは、技術は頭打ちになって伸びなくなります。
 自ら意識的に滑りを変えてみて、その結果がどうだったのかを考えながら滑り込む事が重要なのです。
 
 型にはまった滑りを目指すのではなく、対応幅の広い柔軟な滑りを目指して行きましょう。


ダイネーゼ・D-air


 以前にも紹介したダイネーゼですが、契約しているトップ選手のマリア・リーシュが引退する一方で、新たになんと、あのボディー・ミラーが四年契約したそうです。
 まだやってたの!? と言う感じですが、今年のソチオリンピックではSGでみごと3位、銅メダルを取っています。37歳、4年後は41ですからスンゴイですね~。

 ダイネーゼと言えば、バイク用のエアーバッグ「D-air」を開発、市販していて、実際に使っている人もいると思いますが、スキー用のエアーバッグも発表されました。
 ヘルメットの着用は一般スキーヤーにもだいぶ広まってきましたが、今後はエアーバッグの着用も普及していくのでしょうか?


画像は地味だけど効果は抜群のようです。
 メット被ってエアーバッグ着て、ウェラブルカメラ付けて・・・なんか大変だな。膝関節を守るようなのができたら良いんだけどな・・・。

そろそろオフシーズン終了かな?


 前回はちょっとネガティブな記事になってしまいました。ただスキー雑誌にはもうちょっと頑張ってもらわないと、と思っているわけです。

 去年のジャーナルを見ていたら、この時期にコブの特集をDVDでやっていたんですね! SAJの方向性がはっきりしなくて技術特集が組めず、苦肉の策だったのかな?
 でも内容はとても良かったと思います。リッチーの滑りと丸山デモがGo-Pro付けて滑ってるのですが、Youtubeにはリッチーだけしか載って無いみたいで残念です。

 さて、私のスノーバ通いもそろそろ終わりに近づいてきました。変わり映えしない動画ですが、オフトレとしてはかなり効果が有ると思います。クラウンに受かったのも此処で練習した事がかなり効いています。

 来週は狭山がオープン予定です。
 イエティ、軽井沢もオープンしますが、どちらもコース幅が狭く、ボーダーが座り込んでいるので、上級者以外は行かないほうが賢明でしょう。



ジャーナル・グラフィック11月号

 
 11月号はどちらも付録が付いて特別定価でちょっと高いですね!
 (付録要らないから安くして欲しい!)

 ジャーナルにもDVDが付いていて、青木デモの小回り特集。できればリッチーの滑りが見たかったです。
 編集部のスキー一気乗り、って春にもベスト・オブ・ザ・スキー、とかやったような気がしますが、この時のブリザードの板も扱ってるお店が少ないんじゃ、意味が無いように思いましたが・・・。
 今回は別冊ラストフロンティア、との兼ね合いもあってかアルマダの板です。オフピステ滑るのもお金がかかって大変ですね。

 グラフィックは前号に引き続き検定特集。でも巻頭に吉岡デモの特集を載せています。
 ピスラボでの二級とジュニア一級検定の様子が少し載ってます。最近はオフトレとして定着してきているピスラボですが、プラスノーと同様に角付けが強くなりがちな傾向があるので、注意がいると思います。(私がプラスノーを止めたのも悪い癖がつくからです)https://www.youtube.com/watch?v=f-7cbBOSIPc

 SAJのオフィシャルブックは今月中に発売されるようですが、その内容を巡ってまた一悶着あるのでしょうか?
 私は教程の中身よりも、会員証発効の遅れや暫定会員制度の廃止・復活、などの無責任な体質のほうがよほど問題だと思っています。

 アルペンスキーに日本のスター選手はいないし、高速料金の値上げ、ガソリン価格の高騰、消費税率引き上げ、とスキー界にとって良い事は何もありませんね。
 少子高齢化の日本では、アジアからの観光客にスキーをしてもらうのが、一番良いのかもしれません。

 

オープン前のイベント

 
 今日は皆既月食の様子がよく見えました。
 
 イエティ、狭山、軽井沢がオープン間近で、そろそろスノーバ通いも終盤です。
 オフの間に地味練をしておく事で、シーズンは思い切り滑り倒す腹積もりですが、アイスクラッシャーの狭いゲレンデでは、接触事故に気をつけるようにしたいものです。
  
イメージ 1
 イメージ 2

 今年も神田スポーツ祭りの情報が載りました。
 早割リフト券の前売りや抽選会などが有るので、皆さんもぜひ足を運んでください。
 早割リフト券は石井スポーツやアルペンの実店舗でも購入可能です。
微妙に扱っているスキー場が違うので注意してください。 

神田スポーツ祭りhttp://www.sports-kanda.com/2014/matsuri/2014matsuri.html


 

早割リフト券http://www.ici-sports.com/wintersports/ski-ticket/index.html




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