げんさんのすっきりスキー

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2014年08月

8月も終わりですね!

 どうやら暑さも峠を越えたようで、かなり過ごしやすくなってきました。

 神立の営業決定とかシーズン券早割情報とか、そろそろ来シーズンの話題が出始めてくる頃ですね!残念なことに若干値上げするところが有りそうです。
 
 今年はSAJが新しい理論を出す事もないのでこれといった話題も無く、スキーカテのブログを読んでみても目新しい記事は有りません。

 私も相変わらずスノーバに通って地味な練習をしているだけなので、ブログの更新も滞りがちです。
 一応8月の動画をまとめたので載せておきます。


 そう言えば有名人の間ではやっているアイスバケツチャレンジ。
 ミカエラ・シフリンの惜しげもない水着姿に、おじさんは驚いてしまうのでした。





競技スキーと基礎スキー・コブ

 
 
 コブと言えばモーグルスキーです。
 コブの滑りに関してもモーグルスキーの滑りと基礎スキーのそれとは、かなり違いが見られるようです。
 
 使っている道具が違うことも有りますが、滑りの目的が違うため使う技術も違ってくるようです。
 詳しい解説は私には無理なので、参考に動画を紹介します。
 

 
 
 先頭が武田力デモ、次が渡辺秀文デモ、最後がモーグルの長谷川コーチです。二人のデモもかなり凄い滑りですが、モーグルの圧倒する速い滑りにはかないません。
 
 そう言えば井山敬介デモはモーグルの附田 雄剛選手からコブを学び、丸山貴男デモは同じく岩淵氏から学び、栗山デモ夫妻は同じく原大虎氏からコブを学んだと言う事です。
 コブのレッスンを私は一度も受けた事は有りませんが、コブもある程度のレベルになったらモーグルスキーから学んでみるのも良いかもしれません。
 反対にモーグルスキーヤーは基礎スキーから整地の滑りを学ぶのも良いでしょう。
 
 
 コブの滑り方について基礎とモーグルの違いなども含めて、とても分かりやすく解説しているホームページが有るので紹介します。

 コブが苦手な人はもちろん、さらにランクアップしたい人にもとても参考になると思います。
 
 

競技スキーと基礎スキー②

 
 基礎スキーと言うのは日本で盛んになって、今はお隣の韓国でも定着してきているようです。
 2011年のインタースキーの映像を見ると、日本と韓国だけ他の国と違う滑りをしているのが良く分かります。

 
 日本チームは当時のハイブリットスキーなので、今とも少し違うのですが、上下動が少なく圧変化の少ないターンをしているようです。 
 半円と半円をつなぐような滑りで斜行部分が少ない、結果エッジングが長い印象を受けます。
 フォームはとても綺麗で洗練されていますが、この滑りは競技スキーとはかなり違いが有るように思います。

 一方他の国のデモたちは日本チームほど洗練されてなくて個性的な滑りをしている選手もいますが、共通しているのは上下動が大きく圧変化の有る滑りをしていることです。
 その結果ターン弧が小さくなるので、つなぎの斜行部分でスキーが走っています。
 これらは競技スキーのテクニックをほぼそのまま使っているような印象を受けます。
 
 撮影しているのがカナダチームなので偏った構成になっていますが、良い悪いは別として日本の基礎スキーが他国のデモとは違うと言うのは確かなようです。
 
 個人的には冒頭のオーストリアチームの演技が、理想に近いデモンストレーションではないかと思います。競技の要素と見せる要素を見事に融合させて、演技していると言えるでしょう。
 日本のデモの滑りも良いですが、たまには他国のデモの滑りをじっくり見てみるのも、とても参考になるのではないかと思います。
 
 スキーの専門誌と言えばスキージャーナルとスキーグラフィックですが、どちらもほとんど基礎スキー中心の内容になっているので、競技スキーヤーが読む時はそのあたりにも注意したほうが良さそうですね。
 

競技スキーと基礎スキー

 
 皆川選手の技術選参戦が話題になっています。
 
イメージ 1
 彼が今後スキー界で活動していくためには、基礎スキーというジャンルは無視できない存在で、それもただ視察するだけではなく実際にチャレンジする事で、理解も深まるだろうと言う考えのようです。

 彼が言うには、「競技スキーが目指す滑りと基礎スキーが目指す滑りは違いが有り、どちらが基本だとか上だと言う事は無い。自分は硬いバーンを縦に切って行くのは得意だが、技選のトップ選手は柔らかいバーンをズラシながらも切れているように見せる、高い技術を持っている。」と言う事で、すでに松沢寿デモのコーチングを受けているようです。
 さらに、競技でもSLDHでは使う技術が全く違うし練習方法も違うので、競技スキーと基礎スキーも別物と考えている、と言う事です。
 
 競技スキー関係者が基礎スキーを批判するのは良く耳にしますが、今や技術選のトップスキーヤーはほとんどが競技上がりです。競技スキーでは食べていけないから基礎スキーに転向するわけですから、それを批判するのはお門違いのようにも思います。
 ただしデモに認定されればスキー教程に則った滑りを演じなければならないので、教程が変われば言う事が180度変わってしまうと言うのは困ったものです。
 
 ですからデモの言う事全部を真に受けるのでは無くて、何が重要なのか、自分はどんな滑りを目指すのか、と言った事を自分で決めて行かないと振り回されることになります。
 
 例えばデモたちは、「切り替えで重さを抜かないようにする」と言います。抜重はするなと言うのですが、競技スキーでは「ストレッチングが基本で、しっかり抜重するべきだ」と言う意見が有ります。
 自分はどちらを目指すのか、あるいはどのように使い分けるのかを自分で判断して行く事が大事だと思います。 

 競技スキーと基礎スキー。もちろん共通する要素はたくさん有りますが、ある程度別物と考えて取り組んだほうが良いのかも知れませんね。


内足の動き

 

夏休みも終わりオフトレも折り返し点にさしかかりましたね、
 
真夏のオフトレはちょっとだらけ気味の私ですが、皆さんはどうでしょう?
 
スキー雑誌にはオフトレの特集記事が載っていて、SG9月号にも「井山敬介のオフトレ道場」でいろいろなメニューが紹介されていますが、私が注目したのは19ページの谷回りの連続写真です。
 
イメージ 1イメージ 2 イメージ 3

 この写真を見ると切り替え後の両脚の動きがとても良く分かります。
特に注目してもらいたいのは内足の動きです。低い姿勢で切り換えた後、外足は伸ばして雪面をとらえ続けて行き、外スキーと腰は離れて行きます。(いわゆる腰高の姿勢です)
一方内足は一度少し伸ばして雪面をとらえてから、深く曲げられています。
外足は単純に伸ばして行けば良いのですが、内足はちょっと複雑な動きをしているわけです。
 
私自身も内足の動きについてはあれこれと迷い悩んだ時期が有るのですが、プライズテストで言えば、内足を深く曲げる事が出来なかったり、曲げる前に一度伸ばす動きができないと言った、ターン前半での内足の動きが出せない人が多いように思います。

42ページにも内足のたたみ方の解説が載っていますが、読んでみてもなかなか難しく感じてしまいます。
イメージ 4

最近は外足から外足と言ったコメントが多く聞かれますが、それではなかなか内足の動きは身に付かないのも事実です。
実際は外足主動で滑るとしても、内足に乗ってコントロールする練習がやはり必要だと思います。





ギャラリー
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