げんさんのすっきりスキー

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2014年07月

滑走技術の使い分け

 
  練習には三つの流れが有る事を書きました。
 ①緩斜面~急斜面へ。
 ②低速~高速へ。
 ③整地~不整地へ。
 
 実際に滑る時はこれらの条件によって滑り方や使う技術が違ってくる、という事も考えてください。
 斜度、スピード、雪質、斜面状況などに応じて滑走技術を使い分ける事が重要になるのです。
 ワンパターンな滑りしかできない人は、得意な斜面は上手く滑れても苦手な斜面が有る筈です。状況によって技術を使い分けると言う事をいまひとつ理解できていない、という事でしょう。
 
 ①緩斜面と急斜面
 渡辺一樹氏の「急斜面が得意になるDVD」などにも、急斜面では身体を安定させてスキーを大きく動かす事が重要、と有ります。また急斜面では止めるエッジングになりやすいので、前半からコントロール性のエッジングを取り入れる、など中斜面をカービングで滑る時とは使う技術を変えていくことになります。
 実際には緩斜面は省いて、中斜面と急斜面でどのように滑り分けて行くのかを考える事が大事です。
 急斜面では高低差が大きい分、スタンスが実際よりも広く見えることにも注意がいるでしょう。
 

 ②低速と高速
 これも実際は中速と高速で滑る時の身体の使い方やスキーの動かし方を考えて、使い分けて行く事になります。
 高速では空気抵抗も大きくなり身体が遅れやすくなります。そのため上体の前傾を深く保ちながらも、脚を素早く柔軟に動かすことが求められます。
 大きくなる外力に対してしっかりと軸を作り、腰の位置を高く保つ意識や角付け荷重の支点を高くする意識が重要です。
 私が今まで紹介してきたトレーニングや基本姿勢の作り方などは、すべて高速滑走に対応するために必要なものです。ハムストリングおよび背部の筋を出来るだけ鍛えておいてください。
 
 ③整地と不整地。
 一言に不整地と言ってもコブ斜面、深雪、悪雪、クラスト、スプーンカット、など色々有り、それぞれ違いが有ります。
 代表的なコブ斜面の滑り方を考える時、まず基本姿勢、ポジションから整地とは違います。上体は少し起こして高い姿勢を取ります。簡単に言えばコブの受けている面に合わせた姿勢を基本にすると楽に滑れます。
 ライン取りや滑走スタイルによっても違うのですが、足の3関節を出来るだけ柔軟に素早く使って凹凸を処理する事。スキートップの上げ下げを使って、斜度変化に対応する事が大切になります。
 ストックワークや腕の構えも大事です。整地小回りとは付く位置やタイミングが違う事もコブの小回りを難しくしている要因でしょう。
 
 最近はやらなくなった不整地大回りに関しては、ちょっとしたコツが有ってライン取りが一番重要になります。
 ラインと言ってもコース取りの事では無くて、コブに対してどういう角度で当てて行くとリスクが低いかを判断して、ターンをつないでいくのです。
 大きなコブに真横からぶつかるのはリスクが大きい。ちょっと下向きにぶつかればターンは持続できます。つまり山回り部分を少なくして、できるだけ谷回りでコブを横切るように滑って行くのです。
 これは慣れないと怖いかもしれませんが、山側に飛ばされるとターンは途切れてしまいますが、谷側に飛ばされてもターンは継続できるという簡単な理屈です。
 
 個々の説明はきりがないので省きますが、スキーと言うのは自然相手のスポーツですから、雪質や斜面状況、スピードなどによって技術を使い分ける事は絶対必要になります。
 経験を積むことが一番ですが、漫然と滑るのではなくどういう運動要素が必要なのか、スキーをどのように動かして行けば良いのか、常に考えながら滑って行く事で技術の幅が広がって行きます。
 
 いつも得意な滑りばかりしていないで、苦手なバーンにもどんどん飛びこんで行きましょう。


練習の鉄則

 
 どんなスポーツでも最初は簡単な動きから覚えて行き、次第に難しい動きを練習するようになります。
 スピードもゆっくりした動きから徐々に動きを速くして行き、身体にかかる負荷も少ないレベルから徐々に大きな負荷に対応できるようにして行きます。
 このように段階を踏んでいくことが練習では鉄則となります。
 
 スキーの練習においては、①まずは緩斜面で練習してから徐々に斜度を上げて行く。②ゆっくりしたスピードで練習してから次第にスピードを上げて行く。③滑りやすい整地で練習してから新雪やコブなどの不整地へと難度を上げて行く。と言う事になります。
 まとめるとスキーの練習はこのような流れになります。
 ①緩斜面~急斜面へ。
 ②低速~高速へ。
 ③整地~不整地へ。
 
 ①は言いかえれば、急斜面で必要なスキーを大きく動かす操作や股関節で反発を吸収する動作などを、緩斜面で練習しておく必要がある。という事です。
 ②も同様に、高速で必要なクローチングフォームや深い前傾姿勢も、低速で練習して置かなくては成らない訳です。
 ③は不整地で必要になる逆ひねりや低い姿勢での切り替えなどを、整地で練習しておくことが必要で、「コブは整地で上手くなる」と言うのは当たり前の事だと言えるでしょう。
 特にコブの場合は「習うより慣れろ」と言うように、たくさん滑り込む事も大事ですが、整地での練習と並行して不整地を滑ったほうが上達は早いです。
 こぶが苦手な方は、無理に難しいコブにはいらないで、浅いコブや斜度の緩いコブで充分に練習してから、難度を上げて行ったほうが効率は良いでしょう。
 

 このような考え方をして行けば、練習メニューを考える時もどこでどんな練習をするのが効果的か、正しい判断をする事が出来るはずです。
 
 シーズン中に十分な滑走日数を確保できない人がなかなか上達しないのは仕方無いのですが、シーズン50日とかそれ以上も滑っているのにそれほど上達が見られないと言う人は、練習の仕方を見直す必要があると思います。
 どこか大きな考え違いをしているか、何か間違った練習をしている可能性が有ります。
 

くろーちんぐ


 梅雨が明けて暑い日が続いてますね!
 こんな時こそスキーのオフトレ・・・と言っても暑い中走り回るのはとても辛いです。ジョギングやフットワークは週一回にして、他に週一でスノーバを涼しく滑っているのです。

 さて、一番スピードが出るのは直滑降ですが、検定でもフリーなどのハイスピードで滑る時はクローチングを組む時が有ります。
 でもクローチングフォームってちゃんと習った事無かったなあ、と思うんですが、スキーの基本は直滑降や斜滑降だと考えている私は、クローチングフォームで滑る練習も大事だと思っています。
 
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 彼らとは次元が違い過ぎますが、まずは低速で練習してみます。
この姿勢で腿を立てれば、ものすごい前重心になります。そう言った事にも気付く良い練習になります。

 今まで使っていなかったカメラ付属の動画ソフトで編集してみたら、ショートムービーが簡単に出来ました。こんな事できるなんて全然知らなかった!



カスタムフェア新宿ファイナル


  まだ行ってなかった石井スポーツのカスタムフェア、最後の新宿会場に行ってきました。
 特に買うものも無いのですが、ブーツの試し履きと何でも直接触ってみる事が目的です。

 ブーツコーナーはレクザムとラングが混んでましたね。私はパス、でダルベロとアトミックとテクニカとノルディカを履き比べました。
いづれも今履いてるヘッドと同じ98ミリ幅のフレックス130です。
 今回とても興味を持ったのがテクニカでした。ほかのブーツと全く違って、底が薄く足裏が雪面に近い感じがします。またブーツの底も少したわむような感覚が有ります。良いか悪いかは分からないけれど、使ってみれば面白そうだと思いました。
 板に関してはどうしても欲しいというモデルは無く、また型落ちでも狙おうかと考えております。
 ウェアーや小物に関しては本当のところ実は全く興味が有りませんで、最近はファッションとかどうでも良くなってきてしまってます。ちょっと問題ですね。
 ファットスキーの展示も有ったのですが、太くても軽~い板が有るんですね。余裕が有れば履いてみたいなあと思いました。来シーズン試乗会にでも行ってみたいですね。

 夕立が降る前に帰れて良かったです。電車止まっちゃいましたからね。

  (例によってヒルトンのバスを利用)
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 (一番気になるテクニカのブーツ)
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プライズを目指す中高年に②

 
 さて、ようやくテクニカルに受かった私でしたが喜びもつかの間、同時に行われたクラウン検定に60歳の方が合格された事で、うれしい気持ちが半減してしまいました。
 「60歳でもクラウンに合格できるのか?テクニカルで喜んでいる場合じゃないぞ!」という気持ちが湧きおこってきて、満足感に浸ることができませんでした。
 この瞬間からクラウンプライズが次の目標になってしまったのです。
 
 クラウンを目指すにはもう一段ステップアップしなければなりません。また一から基本技術を見直して滑りを作り上げて行かなければならない事は解っていました。
 以前、一級に受かった頃はそれですっかり満足してしまって、自由気ままに滑っていました。普通のゲレンデでは飽き足らず、いけない事とは知りつつも、リフト下やコース外ばかりを好んで滑るようになって行ったのです。
 
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 一般に不整地を滑ると上手くなると言われていますが、それは整地での練習と併用してこそで有って、不整地ばかりを滑っていたのでは、滑りは荒れて癖の強いものになってしまいます。
 実際にテクニカル受検を再開した頃は不整地種目が75なのに、整地種目は7273と言うのが毎度の事でした。
 
 クラウンに向けては同じ轍を踏んではいけない、と思いつつもなかなか基礎練習には身が入らず、オフにスノーバでハーフパイプを飛んでいるときに怪我をしてしまいました。
 最近のスノーバと違って当時のハーフパイプは、まだきれいで滑りやすかったので高く飛ぶ事が出来、調子に乗って高さを出そうとしていた時に、腰からボトムに落ちてしまったのです。腰の激痛とともに左足に力が入らない事に気づいて、慌てて帰りましたが、左足はブーツを脱ぐこともままならない状態でした。
 翌日になっても痺れが引かず、病院へ行ってMRIを撮り、腰椎椎間板ヘルニアを発症している事が解りました。
 それでもブーツを履けば何とかスキーはできるので、左足を引きずりながらもスキーは続けていました。
 この年はこんな状態でクラウンを受けても仕方がないので、事前講習だけ受けて、代わりに東急デモサーキットのハンタマ大会に出たり、かくらコブ選手権に出たりして、何とかテクニカルのレベルは維持している事を、確認したシーズンでした。
 
 怪我から半年くらいで普通に歩けるようになり、次のシーズンはクラウンを受けてみました。初回でいきなり80が出たりして、意外と簡単なのかなと勘違いしたシーズンでした。
 しかしそれからまた点は伸びなくなります。翌年はまだ80も出たのですが、四年目に例の「自然で楽なハイブリッドスキー」に変わると全く点が出なくなりました。この頃はどう滑っていいのか分からなくなり、滑りもおかしくなって行きました。
 
 でもこの事でいろいろな滑りを試すようになって、どんな事でもある程度できないとエキスパートとは言えないと悟ります。さらには流行に左右されない、本質的な滑りのレベルアップが必要だという事にも気が付くのです。
 
 私に言わせればSAJのスキー教程は不完全です。でもそんな事を言ったところで自分が上達するわけじゃない。教程や検定を批判する暇が有ったら自分の滑りを見直して、何が足りないのかどう修正すれば良いのか考えたほうがずっとましです。
 教程がおかしいと思ったら、どんな滑りが理想なのかよく考えてみればよいのです。
 自分の理想の滑りを目標にして、それに近づくような努力を続けて行く。それが一番良いのではないでしょうか。
 それからスキー雑誌やネットなどの情報にも振り回されないように気を付けてください。流行のスタイルや格好ばかり真似ても意味が有りません。
 プライズテストで大切なのは、安定した基本技術の高さと斜面や雪質に合わせる対応力です。
 
 そしてテクニカル合格から6シーズン目の今年、やっとクラウンに合格する事が出来ました。クラウンは4つの県、6会場で計10回くらい受けました。
 テクニカルの頃と比べれば大して苦労はしていませんが、合計で30回も受けているのですから、いろいろな経験をしています。
 県連によっても違うし会場によっても違いが有るのが現実です。受験する会場や時期などについても、自分が得意とする雪質やコースを考え、マテリアルとの兼ね合いや、検定員との相性などもいろいろと考えて、良い評価がもらえそうな所で受ける事が合格の近道でしょう。

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ギャラリー
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