げんさんのすっきりスキー

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2012年12月

大晦日

  今年も残すところあと一日になりました。
 スキーヤーにとってはすでに新しいシーズンが始まっていて、今日もスキー場に滞在している方も多い事でしょう。

 子供が小さかった頃は家族でスキーに行ったりしましたが、高校受験を機にスキーに行かなくなってしまい、一人減り二人減り今は一人で行くようになってしまいました。
 スキー以外でも子供が中学や高校になると、クラブ活動や課外授業が優先されるので、家族そろって出かける機会が減ってしまいます。ですから小さいお子さんがいる方は今のうちにたくさん出かける事をお勧めします。

 これから家族を乗せて車で長野の実家へ行き、できれば三日ほどスキーに行きたいと思っていますが上手く行けるかどうか?戸隠や飯縄、黒姫あたりになると思いますが。

  技術論中心のつまらないブログですが、来年もしつこく続けていくつもりでいます。

 皆さん良いお年を。

技術の使い分け

 久しぶりにコブを滑ってみて、コブはコブでまた違う課題がある事を確認しました。
幸い筋肉痛にはなりませんでしたが、使う筋肉も違うので疲労感も整地とは違いますね。

 整地ばかり滑っていると不整地が苦手になり、不整地ばかり滑っていると整地が苦手になると言うのもスキーの難しいところですが、ここからも解るように整地と不整地では使う技術に違いがあります。コブの中でカービング小回りをする人はいませんから、誰でも技術を使い分けて滑っているはずです。
 具体的にはズレやひねりを多用するので逆ひねりや外向傾と言った身体の使い方が必要で、吸収動作や加減速のために上下動や前後動が大きくなり、上体を安定させ脚を動かす末端主導の要素が増えてきます。

 どちらの滑りが基本なのか?と言えば、どこへ行っても不整地ばかりだった昔は、最初から外向傾や上下動を覚える必要がありましたが、今やどこも良く整備されたゲレンデばかりなので整地を快適に滑る技術が基本になり、不整地の技術は応用技術として後から学ぶのが一般的でしょう。

 若くて運動能力の高い人は、一つの技術で全てのバーンを滑りきってしまう傾向があるのですが、そのような人は必ずどこかで壁に当たります。
 スキー技術と言うのは整地か不整地か以外にも、雪質の違いや斜度の違い、スピードの違い、滑走スタイル、目的などによって技術を使い分けて滑ることが重要です。早くその事に気づいて技術の幅を身につける努力をすれば上達は早いのですが、どうしても一つの技術に固執しがちですよね、苦手な事は誰でもやりたくないので。

 私もそうでしたがなかなかプライズテストに受からないと言う方は、一度今の滑りを壊して一から組み立て直す、と言う事が必要だと思います。
 基本ポジションから見つめ直して、いろいろな身体の使い方やスキー操作をやってみて違いを確認して行くと、自分の足りなかったところに気づき新しい発見があったりします。別に誰かに習う必要もないと思いますね。

 偉そうに聞こえるかもしれませんが自分もそこを目指しているわけです。ワンパターンな滑りでたくさん滑り込んでしまうとかえって下手になってしまうように思います。
 状況に応じて即座に技術を使い分けて滑れるようになりたいと思っているのです。

川場(KAWABA?)ボード&スキー場

 今回はコブを滑りたいと思い川場へ行きました。ボーダーの比率が高いゲレンデです。雲ひとつない良い天気でした。(風は強かったけれど)

   (浅間山を東から見る)                    (遠く富士山も)
イメージ 1  イメージ 2

  (少し無理のある?コースレイアウト)             (新潟は雪か?)
イメージ 3
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 まだモーグルコースはできてなくて、反対側のナチュラルバーンの自然コブ(と言ってもラインコブ)を滑ったのですが、シーズン初コブでもあり身体が付いて行かず無残な結果に。コブも少しは滑っておかないとまずいゾな。
一日中トリプルリフトに乗っておりました、たぶん筋肉痛は2~3日続くでしょう。

 で、川場と言えば今は無料になった立体駐車場。1階から6階までシャワー付きの更衣室が有るんですね。これは大変ありがたいです。
  (一応写真を)                                                           
イメージ 5
  イメージ 6

アサマ 小回り動画

 アサマ2000で小回り動画がやっと撮れたので、アップします。
毎回逆光のせいでなかなか上手く撮れなかったのですが、連休明けで非常に空いていたためなんとか撮れました。

 板がR=15.4m, 174㎝ なので、小回りでは思ったほど深い弧が描けませんでした。
小回りにも色々な滑り方があって難しいですね。谷回りからきれいにずらしていくのが良いのでしょうが、個人的には谷回りはずらさずに横へ出していきたいと思っています、しかしなかなか思うように行きません。

 

スキーをたわませる加重方法

 アサマ2000でトップデモの滑りを見ていると、他の上級者たちとは大きく違う点が見えてきます。スピード、切れ、走り、安定感、バランスの良さ等はもちろんですが、体軸の内傾角の深さとターン弧の角速度の速さが際立って見えます。

 逆に言えば私を含め一般上級者にとっては、体軸を深く倒せないので深くて速いターン弧を描くことができない、という課題があるのです。つまり、スキーをしっかりたわませることができずにサイドカーブに頼ったターンになりがちなのです。

 そこで、どうすればもっとスキーをたわませることができるのか?もっと深くて速い弧を描くにはどうすれば良いのかを考えながら滑っているのですが、そこで具体的に両スキーに対してどういう加重方法をすれば良いのかが問題になってくると思います。
 
 従来の外スキーに上体を寄せていくような加重方法では、安定感は出せてもズレを多用する滑りになりがちで、深くて速い弧は描けません。
 内足を支えにし内足をしっかりたたむ事で、外の軸をできるだけ長くまっすぐに傾けていく加重方法を目標にしているのですが、このような加重方法も低速でしっかり練習する必要があります。
 ワイドスタンスの低速プルークで内足を曲げ外足を伸ばしてターンする練習や、レールターンを徐々に深くしていく練習、谷回り運動を山回りで止まるまでやり続ける練習などがありますが、内足で体重を支え外足で抵抗(外力)をとらえる感覚を養う事がとても重要になります。

 「重心位置は常に両スキーの間に無くてはならない」と言うのはその通りですが、両スキー加重を意識すると、左右の足が同じ動きになってしまい易いので、左右の足は違う動きをすると言う事を理解することが大切だと考えています。
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