げんさんのすっきりスキー

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2012年11月

腹横筋を使う

 待望の寒波がやってきて今週末から天然雪でオープンする処もありそうですね!
五竜とおみが確実ですが私は行けそうに有りません。

 ところで昨日の話で腹横筋で腹をへこますことに触れましたが、実は昨年あたりから柏木デモの滑りを見ていて、腹横筋を使っているのではないかな、と思っていて自分も少し試しているところでした。清水選手の話を聞いてますます取り入れてみる価値が有ると思っています。

 腹横筋と言うのは腹圧を調整していて、呼吸や姿勢の保持に重要な役割をしています。具体的には腹を膨らましたり凹ましたりしている筋肉で、呼吸法とも関連させて凹ませる(緊張させる)事によって運動のパフォーマンスが違ってくるのではないかと思うのです。
 腹横筋は腰痛予防にも効くらしいので、少し意識して使ってみようと思います。     (写真はグレイシー柔術のヒクソングレイシーです。)
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 肩甲骨と股関節の連動のような事も重要だと思いますが、体幹主導についてはもっと体幹筋の使い方についての記載が有っても良いはずなんですが、自律神経の方に話が言っちゃっているのには不満が有ります。
 具体的な筋肉の使い方や関節の使い方については、まだまだ研究が足りないと思います。もっと追及できると思うのですが・・・・。

Deep people

 先日NHKのディープピープルに、スピードスケートの清水、長嶋、加藤のトップ三選手が出演し、技術の話を聞く事が出来ました。
  
 清水選手は腹横筋を使って内臓を上に押し込んで腹をへこますことで、深い前傾姿勢を取りやすくする、と話した。以前競泳の北島選手たちがお腹をへこまして水の抵抗を少なくするフォームを造っている映像を見たことが有るが、スキーでも深いコブを滑る時や整地で内足を深く曲げる時に役に立つテクニックだと思う。
 
 長嶋選手はひと蹴りの中でブレードの後ろから前まで、一往復半使うと言う。また、アウトエッジで着氷してからエッジを切り替えインエッジで蹴るまで、アウトエッジに乗っている時間が長い。その事によってスムーズな加速が生まれる、これもスキーに応用できる。
 
 加藤選手はコーナリングで交互に蹴りだす足が身体から出ていき、力が伝わらない位置まで離れる前に次の足を置いて、つぎから次へと足を変えて外へ蹴り続けることで、出口で膨らむ事を防いでいる。以前アルペンの湯浅選手が(ワールドカップの選手はエッジがガッガッと外れだしたら無理にでも切り替えてしまう)と言っていた事を思い出した。

 他にも色々な話が聴けてとても参考になりましたが、やっぱりトップアスリートは非常に細かい事まで考えながら練習して、独自の技術を作り出している事が解ります。ただがむしゃらに500メートルを滑っているわけではないんですね。

狭山4回目

 今年は暖かいのか雪がどんどん溶けていて、狭山のゲレンデは薄くなる一方です。
新しい板も持ってきたのですがなにせ雪が少ないので、一時間だけ試し乗りで古い板に戻しました。このコンディションでは板の性格は良く解りませんでした。
  
 かつてザウスが有った頃よく試乗会が行われていましたが、2~3本滑って見るだけでは第一印象しか解らずあまり意味がないなと思うようになって、試乗会には行かなくなってしまいましたが、スキーの性能を引き出すというのも難しい課題の一つだと思います。

 今週も富士見パノラマの石井代表がレッスンしてましたが、五時近くまでやっていたのには驚きました。一から新しい動きを学ぶ人もいるので時間がかかるのでしょう。
詳しく見ていたわけではありませんが、かなり成果が表れていたように見受けられました。あのスキーNOWにも出演されていたデモですが、さすがです。

 週末は鹿沢がオープン予定ですが、せめて人工降雪のアサマ2000かかぐらのオープンが待ちどうしいです。

スキーグラフィック12月号

 軽井沢もオープンして、いよいよ本格的なシーズンが近づいてきています。
グラフィックの12月号もいつになく内容の濃いものになっているようです。
 付属のDVDも必見です。この中で八方スキースクールも豊野さんのリッチフィールドでも触れているのが、肩甲骨と股関節の動きを連動させていく、という点です。

 切り替えから次のターン内側に重心を落としていくときに有効な動作で、重心移動の時に上体から突っ込んだり腰が外へ開いたりしないために、谷側の肩甲骨を少し後ろに引きながら股関節を曲げ、肩と股関節を内側に落としていくようにすることで、結果的に片山デモの言う(へその位置)を次のターン内側に運ぶことができます。

 当然これらの技術解説は、重心移動によって次の内足からターンが始まるハイブリッドターンを前提にしています。ですから(外足から外足)の感覚で滑っている人にとっては、今までとは違う感覚になるのでなかなか馴染めない、という恐れもあります。
 
 ハイブリッドスキーイングなどのSAJのスキー理論を否定するのは自由ですが、理論の矛盾点を探す暇が有ったら練習した方が自分のためだと私は思います。
技術をマスターしてから敢えてその技術を選択しなければ良いだけの事なのですから。
 キャリアの長いスキーヤーほど新しい感覚をつかむ事は難しくなるので、より積極的に練習して欲しいと思うのですが、文句ばかり言っている人がいるのは残念な事です。

狭山3日目

  狭山は金土日とけっこう混んだようです。おかげでかなり雪が減っていて、下地がたくさん見えています。
 リフトは最大で30人ほどの待ちで、平日のわりには混んでいる方でしょうか。

 今日はパノラマアカデミーの石井代表がレッスンをしていました。
ジュニアのレーシングチームもトレーニングしてました。

 私は知人と(体幹主導によるターン始動)や谷回りをテーマに練習したのですが、レーシングチームはまた違ったトレーニングをしていますし、従来のひねりを主体にしっかり回し込む山回りの練習をしているグループもいます。いづれにしても目的をはっきりさせて練習することが大事だと思います。

 軽井沢がオープンすれば来週は空くと思いますが、さすがに狭山では飽きてきてしまいます。トレーニングと割り切って通うしかないですが、もうちょっと雪は何とかならないものか・・・・。
ギャラリー
  • 27日の軽井沢(動画あり)
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