ロンドンオリンピックが始まりました。サッカーは男女とも幸先良いスタートでした、スペインに勝てた事はとても自信になるでしょう。しばらくは寝不足の日が続きますね。
オリンピックはトップアスリートの舞台ですが、最近はどのスポーツもトップアスリートと、趣味やレジャーでスポーツを楽しむ人と二極化になって来ています。
スキーにおいても競技スキーでトップを目指す人と、一般のレジャースキーヤーでは全く目的が違います。目標にする滑りが違えばその為の練習法やトレーニングから全てが違うのがあたりまえです。
そのように考えればSAJのスキー教程が誰を対象にして書かれたものか、おのずと判断できると思いますが、競技スキーをされている方からはとかく批判が多いようです。この際、競技スキーに特化したスキー教程を作ればよいと思うのですが、今までそういったもが作られなかったのは何故でしょうか?
スポーツに限らずいろんな趣味や仕事でさえも、「基本は何か?」を考えます。また、それさえ身につければ万能だ、と言った良く言えば真理を探る行為、悪く言えば人より楽をしたい、近道をしたい気持ちが有ります。
スキーでも「基本で万能なもの」を求めたがる事はあるのですが、もちろんそんなに簡単に答えが出る訳が有りません。
考え方がどうあれ、スキーは斜面状況や雪質、天候、スピード、用具など様々な要因によって滑りを変える必要が有ります。ですから結局はできるだけ多くの技術を身につけて、使い分ける事が最も重要になると思うのですが、なぜか(それでは納得がいかない)という方がいるようです。
しかし、冬のオリンピックも同じように盛り上がってもらいたいものです。