金曜は車山の急斜面(スポーツマンとヴィーナス)で、午前中R>30の板でスピード練習し、午後は同じ急斜面で小回りの練習をしました。
雪が柔らかいと書きましたが、やはり日が翳ってくる2時を過ぎると急激に硬くなります。
疲れた体と硬いバーンで滑りはメタメタになってしまいましたとさ。
(飯綱・戸隠が見える)
明けて土曜日。2in1に場所を移してTさんとトレーニングでした。
今回はTさんも板を2本持ち込んでいたので、午前は大回り午後は小回り板でいつものバリエーションを交えながらも、滑走量を増やしていきました。
今回は特に、小回りでのテールの押し出しの強化をテーマに頑張ってもらいました。
コブのレッスンや急斜面小回りをした時に皆さんに共通して見られるのが、この「テールの押し出しが弱い」と言う課題があります。
これがコブや急斜面小回りで暴走したり破綻してしまう大きな要因になっています。
スキーのテールを素早く強く押し出せること。それも横、斜め前、縦方向と自在に押し出すことで、難しい状況を立て直すことができます。
ドルフィンターンができないと言うのも、結局はテールの押し出しが弱いことに原因があると思われます。
テールを押し出した状態は後傾ポジションになっているので、すぐにテールを引き戻してトップを下げなくてはいけません。この一連の動作がドルフィンです。
最初はテールを横方向に振り出す動きでかまわないので、徐々に斜め前方向に押し出すようにし、できれば縦方向にも押し出せると良いでしょう。
かなり疲れるトレーニングでもあります。
ご本人の了解を得たので動画も載せます。
おつかれさま、来週もやります!