え!プライズじゃあないの? と思われるかもしれませんが、プライズにしても指導員にしても全ての入り口は二級受験から始まっています。
 

一級は佐藤正人の天元台できちんと取った私ですが、実は二級はちょっとずるをしました。
と言うのは、大学進学が決まった高三の春休みにスキー場でバイトをした時の事。大学生協のスキー学校の校長先生が、バイト連中に無料レッスンをしてくれる事になり、10名くらいで滑った時に二級をもらったのです。確か一級をもらった人も三人くらいいました。
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もう38年も昔の事ですが、当時はかなりいい加減だったんですね。
ですから二級や一級に向けて頑張っている方には申し訳ないのですが、級なんて適当なものだと長い間思っていました。テクニカルで躓いたのもそこに原因が有るかもしれません。
 

閑話休題、そんな私は「二級受験に適した板はどんなのが良いでしょう?」と聞かれても、二級なんかどんな板でも良いんじゃないの? と思いがちなのですが、実際にいろいろな検定動画を見ていると、そんないい加減な事を言っては失礼だなと思う検定も有るんですね。

(他人の動画なので直接貼るのは止めました)

これは軽井沢プリンスの一番奥に有るアリエスカコースです。30度のアイスバーンで、プライズテストでも使われるバーン。私にとってはテクニカル受験で何度も痛い目に会っている苦手なコースです。
滑っているのはレーシングジュニアチームの女の子ですが、地元の子では有りません。65点だったそうで二級と言えば二級の滑りかもしれませんが、一級持ってる人でもこのコースを滑るのは難しいでしょう。
音を聞けばわかるように日陰はカリカリに凍っています。
 
もしもこんなコースで二級を受けるなら、レース用の板かデモ用のトップモデルをお勧めします。ブーツのフレックスも100以上欲しいですね。もちろんエッジもしっかり研いでおかないとずれ落ちてしまいます。
 
一般的には二級なら中級者用の板で充分と言えるのですが、現実はそう簡単に言い切る事はでき無いと思う訳です。
 
ちなみに私は此処のテクニカル検定で69を出した事が有ります(^_^;)。八方、志賀高原、黒姫、車山、などの有名どころで合計19回受けたテク受験の最低点でした。
 
今でもこのコースは苦手です。
 
PS;アリエスカコースの様子を写した動画が有ったので、Youtube に張りました。http://youtu.be/UFxDDZql5kw