今シーズンはSAJのスキー教程が変わり、専門誌やコーチのブログなどを見ると「やっぱり外足だ!」という記事が多いのですが、私の中では(スキーは両足加重)という結論が出ているのであまり興味が有りません。

 それよりももっと重要な事が有ると思っていたところ、SJ誌にヘッドレーシングチームの滝澤宏臣コーチが最も重要な事として記述が有りました。

 「まず姿勢が重要です。とにかく肩の位置をトゥピースの真上に置くことがポイントです。その時に脛をタングに付ける、胸をしっかり開く、顔をあげ顎を引かない、この四点が私の考える最も大事な基本姿勢です。・・・・・・ターンとターンのつなぎ目のフラットで必ずこの基本姿勢を取るように・・・・・。」
 また、日本のジュニアレーサーの問題点として、ナスターレースの平澤岳代表が「上下動の必要性」を挙げていますが、どちらも同じような事を指摘していると思います。(ただし載っている図はいただけません。)

 私はこの「腰が落ちたままになってしまう」というのは、スキーブーツによるところが大きいと思っています。
 足首が自由に曲がらないために姿勢を低くするとお尻が落ちてしまうのですが、「スキー靴を履くと足首は自由に動かなくなるのだ、」という事を常に頭に入れて運動しないとスキーに適した動きができなくなります。

 そのような事から普段からやっておきたい簡単なトレーニングを紹介する動画を作りました。
 本当はもっときちんとしたオフトレのビデオを作りたかったのですが、このオフは色々あってこの程度になってしまいました。
 もうシーズンは始まってしまったのですが、参考にしてください。